CM・広告の仕組み

テレビCMの線引きって何?出稿時は何をチェックすればいいの?

テレビCMを出稿する時、広告業界で使われる専門用語が多用されがちで

広告出稿する企業の方からするとわからないことも多くて大変だと思います。

 

特に初めてテレビCMを出稿する時はそういったことが多いでしょう。

 

テレビCMには

2通りのやり方がありますが、今回はCMを初めてやる企業がやりやすい「スポットCM」を選択した時に出てくる言葉である「線引き」について

広告代理店である弊社ライズアドバートがわかりやすく解説していきたいと思います。

 

線引きとは

 

スポットCMでテレビCMを選択した場合はある程度時間帯を指定した中でランダムにテレビCMが投下されていきます。

 

時間帯の選択の仕方としては

  • 全日(時間帯を全く指定しない全時間帯)
  • ヨの字(平日の朝・昼・夜プラス土日)
  • コの字(平日の朝・夜プラス土日)
  • 逆L(平日夜プラス土日)
  • ニの字(朝・夜)

といった指定の仕方があります。

 

全日が一番コストが安く、指定する時間帯の幅が狭まるほどにコストが少しずつ上がっていくようなイメージとなっています。

 

初めての場合は全日を選択する企業さまが多いですね。

 

そしてこの時間帯指定と予算をもとに、テレビ局側で「この時間でCMを放送する」というのを決めていきます。

具体的に放送する枠が予定として決まった段階で、タイムスケジュールに起こしたものを出稿する企業さまに確認してもらうために渡すのが線引きです。

 

線引きを見れば、どの時間帯のどの番組内でスポットCMが放送されるのか、ということがわかるんですね。

 

通常広告を出稿する企業さまには広告代理店を通してテレビ局から線引きが送られるような形になります。

関連記事:スポットCMの放送時間帯、逆L、コの字、ヨの字、の比較

 

斜めの線と横引きの線、どう違う?

 

線引き案を見てみると、時間と番組名が羅列されており、そこにわかりやすい線(大体赤線)が引いてあると思います。

 

それが実際にテレビCMが投下される枠の場所です。

 

線は斜めに引いてある線と水平に引いてある線があると思いますが

この違いは何かと言うと、そのCMが

  • PT
  • SB

どちらで流れるか、の違いを表しています。

 

PTというのはパーティシペーションの略で

その番組の中のCMを表します。

対してSBというのはステーションブレイクの略で

番組と番組の間の時間帯の枠を指します。

 

何時何分何秒のところでテレビCMが放送されるのか、という細かいところまでは線引きには書かれていませんので

番組に斜め線が引かれていたらPTということですから、「この番組内のどこかのCM枠で放送されるよ」という意味だと思ってください。

 

PTかSBか、どちらが良いというのは一概には言えないのですが

番組が終わると他局にチャンネルを回す人が多いので、PTの方が集中して見ている人が多い、というのはあるかもしれません。

関連記事:テレビCMに関する広告用語を広告代理店が解説!

 

線引きが送られてくるタイミング

 

線引きはどのタイミングで送られてくるのか、というと

放送の1〜2週間前が一般的です。

 

テレビCM出稿時の大まかな流れとしては

  • 広告代理店に問い合わせ・見積もり
  • テレビ局や予算など諸条件の決定
  • 発注
  • CM素材提出(データでOK)
  • 考査
  • CM素材搬入(テープが一般的ですが最近はデータ搬入もあります)
  • 線引き案チェック
  • 放映

というような流れになります。

 

番組編成が一番最初に決まり、そこにタイムCMの放送が組み込まれ

スポットCMが組み込まれるのは最後になりますから

放映直前にならないと具体的にどの枠でCMが投下されるのかはわからないものです。

関連記事:タイムCMの料金はスポットに比べて割高なの?その理由は?

 

線引きでチェックするべきポイント

 

線引き案がきたら、実際どの番組でテレビCMが放送されるのか、ということのチェックはもちろん

Aタイムでどれくらい放送されるのか、ということをまずは確認した方が良いでしょう。

 

Aタイムというのは視聴率が一番高い時間帯のことを指します。

 

どれだけAタイムに流してもらえるか、ということで効果がどれくらい出てくるかに差が出てくるとも言えます。

やはり視聴率が高いところに出稿したいですものね。

 

あとは広告代理店でも確認をしていますが、一応

  • 全体の本数は合っているか
  • 放送される時間帯は指定した時間帯内におさまっているか
  • 放映期間は合っているか

といったことも念の為企業さまの方でも確認していただいた方が良いかと思います。

関連記事:GRPとは?計算方法と目標値、CMを出す時にチェックするべきポイントを紹介

 

線引き案を確認後に変更できる?

 

最初に上がってくる線引き案は「案」になるので

線引き案を確認して変更事項があれば広告代理店に問い合わせてみてください。

 

放送ギリギリの動きにはなってくるので、線引き案が上がってきたらすぐに確認し、戻す作業をしないと

変更したい部分が見つかっても変更できない可能性があります。

 

ほとんどの場合は線引き案で上がってきたものでそのまま放送されますが

何か不安なことがあったり不明瞭なことがあれば、広告代理店に相談してみると良いでしょう。

関連記事:テレビCMをする時、広告代理店に連絡する前に決めておくこと

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長倉 さやか
長倉 さやか
テレビの広告代理店「ライズアドバート」の長倉です。テレビでCMを打つ、となると身構えてしまう人がたくさんいると思います。でも実はテレビ広告はやり方によっては手軽に、そして楽しく挑戦してみることのできる広告です。テレビの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆していきます。 番組制作を行うライズプランニングではサポートも行っています。

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