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タッチポイントから考えるマーケティング手法

タッチポイント
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

タッチポイントという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

他にもコンタクトポイントと呼ばれることもありますが、

これは広告業界のマーケティング用語で企業やブランドと消費者との接点のことを指します。

 

例えば企業の公式サイトなどもタッチポイントとなります。

 

消費者は企業の公式サイトを見てそこから商品を購入するという流れで消費活動を行うのであれば公式サイトはタッチポイントとなるわけです。

 

こういったタッチポイントは様々なものがありますが、

世代や性別によってもタッチポイントとなりやすい広告媒体というものがあります。

 

つまり、どのような世代をターゲットにしていくのか、ということによって

広告を行う時に選択するべき広告媒体が異なってくるということです。

 

今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが、このタッチポイントから考えるマーケティング手法について解説してみたいと思います。

 

ターゲット層を限定する

 

まず広告を出稿するときに一番大切なことは、どのようなターゲット層に向けて広告を打つかということを明確にするということです。

 

ターゲット層が明確になっていない場合は、広告媒体も選べにくくなりますし

広告の内容も抽象的なものになってしまいますので、なかなか広告による効果が得られないということは起こりやすくなってきます。

 

まずはどのようなターゲット層を想定するのかということを明確にしていくことが大切でしょう。

 

そしてターゲット層が限定されたら、そのターゲット層が普段どのようなメディアに触れているのかということを考えていき

そこから逆算して広告媒体を選択していきます。

関連記事:売れるCMを作るためにはターゲットの設定が重要

 

世代によって違う触れやすいタッチポイント

 

世代によって普段から利用しているメディアというものは、少しずつ違いがあります。

 

例えば分かりやすい所で言うと、中高年層はまだまだニュースを知るのに新聞やテレビを見ている人が多いでしょう。

しかし若い世代はニュースを見るのにテレビや新聞よりもスマートフォンでSNSなどのメディアを見ていることが多いです。

 

実際に地震が起きた時に、中高年層はすぐにテレビをつけるのに対して

若い世代はすぐにスマートフォンでツイッターを開いていました。

 

両者を見比べてみると、テレビよりもツイッターの方が地震の情報がすぐに入ってきていました。

 

このように普段から使っているメディアというのは年代によっても大きく異なってくるわけです。

 

さらにはもう少し細かいところで言うと

上の世代がターゲットとなっているとあるプロジェクトでは、情報を共有するのにメールマガジンを使っていました。

ところが同じプロジェクトで若い世代がターゲットとなっている別のグループでは、情報共有にLINE@を使っていました。

 

この違いが私にはあまり理解できなかったのですが、

深く掘り下げてみると普段その世代がどのツールを連絡手段として使っているのかということがわかってきます。

 

中高年層は未だに仕事でもメールでやり取りをすることが多く、

メールの場合はタイムラインのようにどんどん情報が流れて行ってしまわないので、「後で読みたい」と思うメールマガジンでもあとから簡単に見つけることができるようになっているわけです。

 

しかし若い世代にとってはラインの方が連絡手段としては定着しており

LINE@でくる情報の方が見やすいと感じる人が多いようです。

 

このようにどのようなターゲット層に向けて広告を打つかということを考えるときは

そのターゲット層が普段どのようなメディアやツールを使って生活をしているのかというところから逆算をして考えていきます。

関連記事:アドホック調査とは?事業やマーケティングに活かす方法。

 

タッチポイントのステップを考える

 

タッチポイントは顧客とブランドや企業の接点を指しますが

このタッチポイントは一つである必要はありません。

 

メディアが溢れている昨今、たくさんのタッチポイントを経由して消費者が消費活動を行うことの方が多くなってきています。

 

つまりこのタッチポイントのステップを考えていくことも重要なポイントと言えるでしょう。

 

例えばタッチポイントは

  • 購入前のタッチポイント
  • 購入時のタッチポイント
  • 購入後のタッチポイント

という三つのくくりに分けることができます

 

購入前の場合は例えば口コミだとかインターネット上の公式サイトやソーシャルメディアなどが挙げられます。

 

購入時のタッチポイントは実店舗だったり試食など。

 

さらに購入後のタッチポイントとしては配送やカスタマーサービスクレーム対応などが挙げられます。

 

消費者がどのようなタイミングで起業やブランドと接点を持つのかということを流れで考えていくこともとても大切です。

 

これを考えられると購入前にどのような広告を打てばいいのか、

また購入したいという消費者に対してどのような導線を引いてあげれば消費活動に映りやすくなるのか

ということがわかりやすくなります。

 

さらに購入後にも満足してもらえるように努力をすることによって

顧客がリピーターになり、定期的な消費活動を行ってくれるようにもなるでしょう。

関連記事:【広告代理店が考える】新規顧客を固定客にするためにできる手法とは

 

今回はタッチポイントの観点からマーケティング手法についてお話ししてみました。

 

弊社ライズアドバートは広告代理店ですので広告を出稿したいという企業の方へ広告プランのご提案をさせていただいております。

 

ご興味ご質問等ございましたら下記フォームまたはチャットよりお気軽にお問い合わせください。

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では今日はこの辺りで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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