弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報・報道番組の制作に携わっています。

テレビ業界の仕事というのはどうしても業界の中に関わってみないと具体的なところがよくわからないものですよね。

そのため、イメージばかりが先行していて、実際の仕事とは少し違って色々誤解されている部分があったりするものなんです。

今回はテレビ業界の仕事の中でも編集の仕事についてお話していきたいと思います。

編集マンはテレビ局員じゃない

テレビの編集をしている人はテレビ局員だ、と思っている人がとても多いのですが、

テレビを編集している人、もっと言えば、テレビを制作している人のほとんどがテレビ局員ではありません。

実はキー局のテレビ番組のほとんどは、今は制作会社に外注するような形で作られています。

テレビ局の社員も制作に関わっているのは全体の約1割〜2割程度で、ほとんどは財務や営業やデスクといった、制作の現場には直接関わらない仕事をしています。

テレビ制作の仕事がしたい、という人のほとんどが「テレビ番組を作るならテレビ局に入社しなくては」と思っているようですが

実は本当に番組制作の現場で働きたいなら番組制作会社に入社するのが一番なんですね。

民放キー局は特に、一般職枠で一括採用をするので、

番組制作がしたくてテレビ局員になっても、必ずしも制作の仕事ができる、というわけではないのです。

ローカル局の場合は、テレビ局内で番組を作っていることもあるので、テレビ局員が番組制作をしていることもありますが

基本的にキー局ではほとんどが制作会社の仕事。

これは一般的に結構誤解されていることなのではないかと思います。

つまりテレビ番組の編集をしているのも、テレビ局員ではなく、制作会社に所属している人、ということですね。

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ディレクターに指示を受けて編集をしてる

映像編集の部分は編集マンが全て担当しているのだろう、と思われている人が多いのではないでしょうか。

実は編集は仮編集というものがあって

ざっくりと繋いだものをディレクターが作ったりします。

さらに細かい指示がディレクターから出されて、それをもとに編集マンが映像編集をしていくことの方が多いんですね。

もちろんちょっとした細かいところで編集さんの個性が出ることはありますが

ディレクターは制作の現場では「演出」を担当することになりますから、演出指示として編集にも指示がきます。

それを元に編集しているので、意外と編集マンの判断で編集をする、ということはできないもので

編集マン自身としては「こうやった方が面白いんじゃないかな」というような思いがあっても

最終的にはディレクターの判断に従わなくてはいけないこともあります。

編集としてのキャリアが長くなればなるほど、任される範囲も広くなってくるとは思いますが。

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テレビ以外の色々な仕事をしている

制作会社というのは映像制作会社なので、

テレビ番組制作をやっている会社はほとんどが、別の媒体での映像制作も請け負っています。

例えば

  • CM
  • インターネット用動画
  • 企業用動画
  • 結婚式用の動画
  • 説明会用資料動画

などといったものですね。

もちろんテレビ局も色々なテレビ局と仕事をしている会社もあります。

キー局だけでなくローカル局やBS、CSでのお仕事もされている制作会社さんもあります。

テレビというのは映像の基本でもあるので、テレビの映像制作ができれば、大体の映像制作はできるでしょう。

なので色々な媒体のお仕事をされている制作会社がほとんどなんですね。

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芸能人とは知り合いになれない

テレビマンは芸能人と一緒に仕事をすることができるんだろう、と思っている人が多いでしょう。

なので「編集でも、テレビマンなら芸能人と知り合えたり一緒に仕事ができるんだろう」と思われてしまいがちなのですが

編集は編集室で仕事をするのがメインなので、芸能人と一緒に仕事することはあまりありません。

音関係の仕事をしていると、声優やナレーターと一緒に仕事をすることはあるのですが、

収録をするスタジオやロケについていく、ということはないんですね。

実は芸能人に会いたいから、という理由でテレビ業界を志望する人はたくさんいます。

こういった動機が決して悪いものだとは思いません。

なのでもしそういう気持ちで仕事を始めるのであれば、現場に入ることができるような仕事を選んだ方がいいでしょう。

多くの場合、未経験であればアシスタントディレクターから始めることになります。

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BPOについての知識が必要

編集の仕事であれば、編集するための技術があれば良いのだろう、と思う人も多いと思いますが

もう一つ必要な知識があります。

それは放送倫理に関することです。

編集では、テレビで放送できない言葉にピー音を入れたり、

放送してはいけないものにモザイクをかけたりする作業もあります。

なので、どういうものがテレビではタブーとされるのか、という知識は持っていなくてはいけません。

とはいえ、仕事は一人でするのではなく、編集が終わっても必ず誰かと一緒にオンエア前のチェックをすることになると思うので

仕事をしながらこの感覚は身についていくでしょう。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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