テレビ業界の裏話 PR

テレビ業界の特徴とは?他業界と違うところは何だろう?

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今回はテレビ業界の特徴について、

テレビ業界は全体としてみるとどんな特徴があるのか、中でも中心となる番組作りに関して実際にテレビ業界を経験した結果わかってくる特徴も含めて書いてみたいと思います。

 

テレビ業界全体の特徴

 

業界全体の特徴としては一般的によく言われることは

  • 華やかな業界
  • 多くの人が見るので影響力が高い
  • アナウンサー職という特殊な職業がある
  • 視聴率という指標がある
  • 芸能人と関われる
  • クリエイティブな職である

などではないでしょうか。

テレビは華やか

 

インターネットがこれほど普及している世の中においてもテレビ業界への就職を目指している人は多くいます。

その人たちになぜインターネットではなくテレビなのか?と問いかけるとよくある返答が、

「テレビはやはり華やかだから」です。

多くの芸能人がYouTubeで配信し、TwitterやInstagramで投稿してるにもかかわらず、なぜテレビかと思うのですが、

これまでテレビだけ見ていて感じなかったものが、別のメディア媒体が誕生してきたことで逆にテレビが華やかだったということが浮き彫りになったというのです。

それはテレビの華やかなスタジオであったり、華やかな芸能人であったり、またとりわけ性能の良い複数のカメラやカメラマンの技術、照明の当て方、そして複数の芸能人のコラボが可能であるなど、当たり前に見てきたテレビらしさが実は当たり前ではなかったと気づくきっかけになっているのかもしれません。

またテレビ業界に存在する膨大な過去の映像資料も独特の世界を作り出す特徴の基盤となっているのは言うまでもありません。

ネットに精通している若い世代ほど逆にテレビの華やかさを認識しているということはちょっと意外でもありました。

 

影響力が大きい

 

また一度の放送で数多くの人に影響を与えるのがテレビです。

いまだに群を抜い社会問題からエンタメの話題まで影響力が高いですよね。

そして影響を与える先は全国老若男女、職業を問わず浸透していること、その指標が視聴率と呼ばれる独特の数値で表されることも確かにテレビ業界の大きな特徴であると思います。

そしてアナウンサーという特殊な職業が存在するのもテレビ業界の特徴の一つで、正しくわかりやすく伝える技術は他の業界には無い存在なので、こちらもテレビ業界の特徴と言えるでしょう。

 

クリエイティブだが、それゆえ勤務形態にばらつきがある

 

またテレビ業界の主たる業務である番組制作においてはゼロから作り出すクリエイティブな職業の代表ともいってよく、テレビ業界の大きな特徴であると言えます。

ただしクリエイティブな仕事はそれゆえに仕事とプライベートの境目も難しく、仕事現場においても勤務形態がバラバラ深夜勤務もありなど不規則な面もありこれもテレビ業界の特徴といえます。

 

さらにテレビ業界の特徴としては一般的にはそれほど言われていないようですが、実際にかかわった多くの人が口にするのは「知らない世界、普通なら行けない場所でもテレビという名のもとに知ることができる、行くことができる、そんな特権を感じる」ということです。

これについては後ろでもう少し触れてみたいと思います。

関連記事:テレビ業界は働き方改革でどんな風に変わったの?

 

テレビ業界はもともと関心がある人が多い

 

テレビ業界に携わっている人へのある調査によると、

  • もともとテレビ業界に関心があって入った…約70%
  • もともと仕事の内容が好きで入った…約60%

のように、最初からテレビ業界に絞っていた、ずっと関心があったという人がかなり多いことがわかっています。

実際就活生を見ていても、ずっと関心があった人とそうでない人が意外にはっきりとわかります。

そうでない人に多いのは「就活が始まっていろんな業界をみてテレビ業界もいいのかな」と思ったという漠然とした人で、

「なんとなくテレビ業界も受けてみようと思った」というタイプの人。

それに対してずっと関心があった人は「最初からテレビ一本に絞っています」「とにかく制作に関心があるのでやりたい」というタイプの人です。

 

中間的な存在としては広告かテレビ業界、または出版かテレビ業界のようにテレビ業界にしぼっているわけではなく、マスメディアという大きな業界で近いところを探す人などにわかれます。

そして、テレビ業界に絞っている人ほどやはり業界を目指す気持ちが強く、また長く続いているように思います。

 

このようにテレビ業界の特徴として、もともと強くこの業界を希望している人が多くいるということがあります。

また実際に働いてみて、テレビ業界への関心、興味度についても約4割の人が入社後も興味が続いていると答えており、これも他の業界に比べると興味が持続している数値になっていることもテレビ業界の特徴かもしれません。

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テレビ業界の特徴とは、実際に携わった人が感じていること

 

テレビ業界の特徴は外から見たイメージと実際に携わってみて感じるイメージは少し違うようです。

実際に携わった人の意見を聞くと最初のところにも少し触れましたが

  • 普通ではできない経験ができる
  • 通常は見られないところが見せてもらえる
  • テレビという役得がある
  • 自分のペースで仕事ができる
  • 放送されるとやはり影響力、貢献度を感じる
  • やりがい、達成感が強い

などが出て来ます

特に実際に携わった人に良くある意見は、テレビを通してなら普通では会えないような場所に行け、人に会える。

普通なら接する機会が無いような知らない業種の人と接することができ、深い話が聞ける。

などテレビ業界にいることで特権を感じると答える人が多くいるのです。

 

これは実はテレビ業界の大きな特徴であると思います。

もし一般の企業に就職したとしたら、飲食なら飲食業界、製造ならその製造、車なら車周辺のみなどどうしても接する業界は狭められてしまいます。

多くのサラリーマンが働き始めると自社商品の会話しかできなくなってしまうのはそのためでしょう。

 

その点テレビ業界というのは企業の工場に潜入したり、海の中を撮影したり、時には海外の取材、宇宙飛行士にインタビュー、日本の伝統芸能の世界に潜入して詳しく聞くなど、

実に様々な企画に応じて知らない世界のしかも一流の人たちに話を聞くことが不可能ではありません。テレビという信用があればこその特権でしょう。

 

あるテレビマンはもともと野球が大好きでテレビで野球関係の仕事をやりたいと思っていたが、実際にやってみると野球以外のスポーツのトップアスリートたちの話を聞いたり接したりすることが楽しく、その苦労話や工夫を聞いて、逆に野球以外のスポーツを見るのが大好きになったと話していました。

普通では泊まれないような一流ホテルやレストランなどもテレビの仕事を通してみることができ、一流の仕事人たちの話をまじかで聞くことができるのはテレビの仕事をやっているからにほかならないのです。

 

このようにテレビ業界の特徴は実は知らない世界にテレビの名のもとに行くことができるというある種の特権があるのではないかと思うのです。もし深く知りたい世界がある、多くの知らない世界を知りたいなどと考えている人がいるなら、テレビ業界はとても向いているかもしれません。

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ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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