運送会社のテレビCMというのはあまり多くはないのですが、CMによって得られるメリットがたくさんあります。
今回はCMをするメリットとその戦略について、広告代理店である弊社ライズアドバートが解説していきたいと思います。
テレビCMのメリット
ブランド価値を高められる
テレビCMをする一番のメリットとしてあげられるのがやはり会社のブランド価値を高めることができるという点だと思います。
運送会社の場合はBtoBのビジネスになることが多いでしょうから、会社のブランド価値が高ければ高いほど信頼性が上がり、新規顧客獲得につながります。
テレビCMはどんな会社でも出稿することができるわけではありません。
テレビCMには考査と呼ばれる審査のようなものがあり、CMの内容に誤解を与える表現などが使われていないかというようなことはもちろん、きちんとした会社かどうかということも調べられます。
それを突破することができないとテレビCMを放送することはできません。
もちろん、CMの規模にも寄りますがある程度はまとまった予算が必要です。
つまりテレビCMを放送することができる企業というだけで企業のブランド価値を高めることができるのです。
BtoBビジネスを行う企業の場合は特にこういった面でメリットが大きいと言えるでしょう。
採用効率が上がる
テレビCMは不特定多数の人が目にするので採用にも役立ちます。
やはり就活生にとっては「どこかで聞いたことがある名前の企業」の方がエントリーしやすいでしょう。
動画の場合は視覚的にどのような会社なのかということも伝えることができます。
テレビCMの場合は15秒か30秒の尺のものが一般的ですが、映像制作をするついでに少し長めの尺の動画を制作しておき、
実際の社員や役員、社長などに出演してもらうのも良いでしょう。
テレビCMだけではなく、採用動画として動画を使っていただくことも可能です。
社内の士気が上がる
運送会社は離職率が高いことに悩まされているケースが多いです。
テレビCMをすることによって社内の士気を上げ、社員に会社への愛着を持ってもらうということもできます。
BtoB企業がテレビCMをする理由の多くがこれで、自分が働いている会社のテレビCMが流れているというのはやはり嬉しいことのようです。
家族や周りの友達などにも、「このCMをしているのはうちの会社だ」と紹介することができますしね。
CM素材がずっと使える
CM素材を一度作ってしまえば、それを他の媒体に流用することもできます。
もちろんそのためには制作をする前に「権利的に使えるかどうか」ということを制作会社と相談した上で制作を行わなくてはいけませんが、
権利的に半永久的に使えるものを一度作っておけば、それを公式サイトで配信したり、TwitterやInstagramなどで発信することも可能です。
弊社ライズアドバートで制作を行っていただく場合は、全ての素材を権利フリーにした状態でお渡しすることが可能ですので、半永久的に素材を使っていただけます。(タレントを起用する場合は別途制約がある場合がございます)
ドライバー募集ならラジオCMも
運送会社の場合は、採用のためにCMを検討することもあると思います。
その場合はテレビCMも良いですが、ラジオCMも選択肢として検討してみると良いと思います。
というのも、ラジオを聞いている人は車を運転しているドライバーが多いんですね。
都市部の場合は車を持っている人が全体の人口に対して少ないのですが、都市部を少し離れたところだと、通勤はほとんど車になってきます。
つまり「日常的に運転をしている人」に対して効率よくリーチさせることができるのがラジオCMなのです。
おすすめのCMエリアは?
運輸業、郵便業に就業している人のエリア別のランキングが以下のようになっています。
- 東京都279千人
- 神奈川県249千人
- 大阪府235千人
- 埼玉県233千人
- 千葉県204千人
- 愛知県202千人
- 北海道149千人
- 兵庫県141千人
- 福岡県139千人
- 静岡県101千人
(都道府県格付研究所 運輸業,郵便業就業者数:2010年)
やはり人口の多い都市部が多いですが、
- 静岡
- 福岡
- 北海道
あたりはテレビCMでもよく試験的に放送されやすいエリアです。
人口がある程度多いのと、静岡などは日本の縮図的な県と言われている場所だからです。
もちろん企業ごとにターゲティングしたいエリアなどもあると思いますので、エリアごとの戦略に関してはご相談いただけますと幸いです。
特定の地域で厚めにテレビCMを放送することによって、「地元では有名な企業」というポジションを狙うのも良いと思います。
地方局であれば50万円〜100万円程度から放送を行うことができるテレビ局も多いので、そこからまずは始めてみる企業様が多いです。