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YouTuberチャンネルとテレビ番組の違い。動画の要素が根本的に違う?

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YouTubeに動画を投稿してYouTubeの広告収入で収益を得るYouTuberという職業が若い世代にとても人気になってきています。

 

最近ではYouTuberの方がテレビ番組に出演することも多くなりました。

 

将来YouTuberになりたい、動画編集をしたいという人も多くなってきていると思います。

 

しばしばテレビと比較されることが多いYouTubeチャンネルですが、

具体的にYouTubeのチャンネルとテレビ番組はどのようなところが違うのでしょうか。

 

今回はYouTubeチャンネルとテレビ番組の違いについてお話ししてみたいと思います。

 

YouTubeとテレビ番組の導線の違い

 

YouTubeとテレビ番組が圧倒的に違うと思うのは、その番組にたどり着くまでの導線の違いです。

 

テレビ番組というのは多くの人に受動的に届くようになっている映像コンテンツで、

チャンネルをつけておけば色々な番組が入れ替わり立ち代わり一日中流れることになります。

 

もちろんこのテレビ番組の編成も計算されて組んであり、

「この番組の後はこの番組を流したら引き続きチャンネルを変えずに見てもらえるだろう」

ということが緻密に考えられて作られています。

 

一つの番組だけを見るつもりが、その後も見たくなってしまって2時間、3時間テレビを見てしまうということもよくあることではないでしょうか。

 

しかしYouTubeの場合は、インターネット検索をしてチャンネルにたどり着かないと番組を見てもらうことができません。

つまり視聴者は能動的にこの動画で辿り着いているということです。

 

もちろんYouTubeの関連動画などの細工がしてあるので一つの動画が終わっても次の動画が次々と再生されるようにはなっていますが、

テレビのような感覚でずっと同じチャンネルを見ているという人はあまりいないでしょう。

 

つまり動画にどのようにたどり着くのかその導線からしてYouTubeとテレビ番組は大きく異なるということです。

 

広告の観点から言うとテレビ番組の場合は不特定多数に番組を見てもらうことができるので、

より多くの幅広い世代、属性のユーザーに番組をリーチさせることが可能ですが

YouTubeチャンネルの場合は、そのチャンネルのファンとなるコア層というものが必ず出てくるような形になります。

関連記事:Youtuberに学ぶ、伝わる動画の撮り方

 

出演者の違い

 

テレビ番組ではひな壇のように沢山の出演者が出演することも多いですが

YouTubeの場合はほとんどが個人で配信を行っているので、画面には一人もしくは少人数の人しか映っていないことが多いです。

 

テレビ番組では番組自体が面白いから見るということが多いと思いますが

YouTubeの場合は、の場合はそのチャンネルを運営している人が好きだから見る、という視聴者の視聴動機の違いもあるでしょう。

関連記事:番組制作の仕事をしたい人必見!テレビ番組の種類とは?

 

関わっている人の違い

 

テレビ番組とYouTubeチャンネルでは関わっている人数の違いも大きいです。

 

YouTubeチャンネルの場合は個人が出演し、編集をして、アップロードをしていることが多いですが

テレビ番組の場合は数十人、数百人の単位で番組制作に人間が関わっていることが多いので

動くお金や人の数などの規模が大きく変わってきます。

 

YouTuberでも年収が億を超える人がいますが、テレビ番組の場合はひとつの番組で数千万億単位のお金が動いていることが多いのです。

関連記事:テレビ番組の制作会社とスタッフとは

 

YouTubeにはない「コンプラインアンス」

 

テレビ番組はどうしても能動的に視聴者にコンテンツが届いてしまうためコンプライアンスと呼ばれる「こういう表現はしてはいけない」

というようなルールがたくさんあります。

 

これがインターネットがプラットフォームであるYouTubeにはありません。

 

だからこそどこまでも過激なことができるYouTubeの方がウケる面もあれば、

テレビ番組の方が色々な世代が安心して見ることができるというメリットもあります。

関連記事:テレビ放送におけるコンプライアンスって何?

 

視聴者層の違い

 

テレビ番組が受動的に見られるコンテンツであるのに対して、

YouTubeが能動的に見られるコンテンツであるという話をしました。

 

それに関連して視聴者層にも大きな違いが出てきます。

 

お茶の間で家族で見ることができるテレビ番組の場合は色々な世代色々なユーザー層に番組を届けることができますが

YouTubeの場合は個人が自分のスマートフォンやパソコンで見ることが多く

また能動的に検索をして番組を見るため、よりコアなファンがつきやすいと言えるでしょう。

 

またインターネットに親しみのある世代がYouTubeの視聴者層の大半を占めていると言われており

今最もYouTubeを見ている世代は小中学生だと言われています。

関連記事:ユーチューバーになりたい人におすすめなテレビ局のアルバイト

 

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関連記事:映像編集の仕事に向いてる人とは?どんな所で働けるの?

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。







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