テレビのロケには先発隊・本隊・後発隊がいる!?
弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。
主に情報・報道番組の制作に携わっています。
今回はテレビ番組制作の中でもロケの日についての解説をしてみたいと思います。
テレビ番組制作というと「毎日ロケに行ってるんでしょ!?」というイメージをされる方が多いのですが、実はそんなことはありません。
ロケまでには本当にたくさんの準備をして、ロケが終わるとしばらくは燃え尽き症候群…というようなくらい。意外に忙しさにムラがあったりするものです。
企画を練ってキャスティングをして、ロケハンに行って、申請書などの書類を提出して…ロケまでにやることはたくさんあります。
やっとの思いで迎えるロケ当日。
実は、
- 先発隊
- 本隊
- 後発隊
というように、ロケ現場に行くチームが分かれていることがしばしばあります。
それぞれのチームにはそれぞれの役割があるんですね。
先発隊
まず最初に現場に入るのが先発隊。
先回りして、本隊が到着する前にやらなくてはいけない準備をします。
先発隊はお店や企業などの取材先の担当の方にご挨拶。
そして、当日のスケジュールなどをお伝えし、現場のセッティングをします。
機材が入って撮影をする場合は、カメラや照明を設置するのにある程度スペースが必要になったりしますので
机や椅子など、動かせるものを動かさせてもらい、スペースを作ったりします。
この時、原状復帰ができるように、最初に写真を撮っておくのがおすすめです。あとから戻す時に、どんな配置だったか確認ができますからね。
また、スペースを作るのと同じくらい大切なのが、映り込んではいけないものを避ける、というサ行です。
例えば番組・出演者のスポンサー周りの競合関連ものや選挙ポスター。
さらに店内のBGMなどがあればそれも切って頂いたりなどの対応が必要になります。
何が映ってはいけないのか、これはある程度キャリアを積めば分かってくるようになると思います。
ロケ本隊が近づいてきたら、撮影場所まで誘導するのも先発隊のお仕事です。
ロケが終了したら、車両さんと連携してロケバスの準備をし、出演者をロケバスまで誘導します。
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本隊
本隊のアシスタントディレクターは、先発隊と情報共有を行い、ディレクターや出演者のフォローをします。
まず、一般の方の邪魔にならないように交通整理。
写真撮影などを勝手にしたりしないように注意をするのもお仕事です。
さらに、カメラが複数ある場合、出演者が複数でバラバラに行動する際などは、ADが小型のカメラを回したりすることもあります。
また、出演者自身がカメラを回すこともありますので、その管理もADの仕事ですね。
ADと言ってもカメラを回すことは多々ありますので、日頃から撮り方の勉強はしておいた方が良いです。
弊社では、実際にプロが現場で使っているカメラを使ったSTEP UPコースという新人研修もご用意しています。
後発隊
本隊は時間がかなりタイトに決まっており、撮影が終わったら次のロケ場所へ移動することも多いです。
その際の後片付けやフォローを行うのが後発隊です。
到着したら最初にまず先発隊や本隊と情報共有をし、何をしなくてはいけないのか、ということを把握します。
そして、後発隊のよくあるお仕事は出演承諾書のサインをもらうお仕事。
インタビューをしたり、お店や会社の方にお話しをしてもらった場合は、必ず出演承諾書にサインをいただきます。
これは後々のトラブルを避けるためにとても大切なことです。
承諾書をもらっていない人のVTRを使うことはできません。
また、後発隊はインサート撮影も行います。
お店で食べたものや、トークで触れたもののインサートを撮るんですね。
インサートは後発隊ではなく、別日で撮影することもありますが、このインサート撮影は出演者は必要ないので、スタッフだけでやってしまうのです。
そして後発隊は最後に現場に残ることになるので、
ゴミを回収し、現状復帰をして、飲食店などの場合はお支払いなども行います。
お店のご厚意で料金を無料としていただくこともありますが、基本的にはテレビのロケでもきちんとお支払いをします。
また、飲食店のロケで「スタッフが美味しくいただきました」というテロップを見ることもあると思いますが、これもテロップ通り、スタッフがきちんとお料理を頂いています。
ADの若手のうちは、食べるのもお仕事になることが多いです笑
どのチームになるにせよ、チーム同士の連携が肝。
細かく連絡をして、情報共有をしっかりすることが大切です。



