テレビ業界の裏話

地方出身者がADとして東京に上京してきて働く苦悩と乗り越え方

今回は弊社ライズプランニングチーフADとして活躍されているIさんにお話をうかがってきました!

インタービューをさせていただいた時点で

北海道から東京に上京してきてもうすぐ1年、という頃。

 

テレビのお仕事は地方局でもできますが、

中には地方から東京へ上京してきて、東京で働く方もいます。

 

今回お話をうかがったIさんも、もともと北海道のテレビ局でADとして働いていました

現在は東京へ上京して東京キー局でチーフADとして活躍されています。

 

地方出身ならではの苦労や、辛い時の乗り越え方についてうかがいました!

 

上京のきっかけは?

 

北海道の番組でADとして働いていた時に上野動物園のシャンシャンの取材で東京へ来て、その時に会長と社長に会ったんです。

そのとき東京行きを社長にゴリ押しされて(笑)。

 

まだ全く興味がなかった、北海道にも尊敬する先輩方がいたし。

 

でも社長にゴリ押しされて、周りからも「若いうちだ」「今しかない」と言われて、

僕としては人事異動だと思って出てきました(笑)

 

働く場所は色々

弊社には幾つか支部がありますので、希望をすることで異動することができるようになっています。

Iさんのように、地方でADとして働いているけど、

試しに東京に上京して東京のテレビ局で働くことにチャレンジされる方もいるんですね。

上京してから東京の家はどうやって探した?

 

東京の家はコーディネーターさんに相談しました。

 

仕事場まで電車で1本の所がいいということで、北海道で調べて、東京で2日間で決めるつもりで出て来て、結局1日で決めました。

満足してます。

住んでみて、やっぱり電車で1本は楽だなと感じました。

寝られる時間が違う。

もっと近くでもいいかなと最近思います。今は電車で40分かかるから。

コーディネーターって?

弊社ライズプランニングは派遣型の制作会社です。

所属社員には担当のコーディネーターが付き、働いていく上での不安などに随時アドバイスを行っています。

関連記事:番組制作会社の中でも派遣型の会社の勤務体系ってどうなっているの?

東京に住んでみて困ったこと、良かったこと

 

仕事場の近くはまだいいですけど、新宿とか池袋とか人が多いところは臭くて行かないです。

 

東京に来てからは、人混みが好きじゃないから出かけなくなりました。

休みが平日だったら出かけるかも知れないけど。

 

逆に上京して良かったこととしては

友達がこっちにいないので仕事しかしてないから、

土日に仕事が入っても気にならないとか、急に仕事が入っても大丈夫、という点でしょうか。

 

ただやっぱりこっちに友達がいないのが辛いです。休みの日、何やろうって。

 

地元へはこの1年で3回帰りました。

こっちが向こうへ行くように、地元の友達が東京へ来ることもありますから、全く交友関係がゼロになってしまったわけではないんですけどね。

仕事仲間とは仕事の流れで飲みに行くことはありますけど、休みの日に会ってどこか行って、ってことはないですね。

関連記事:東京キー局に勤めるADはどこに住むのがいい?シェアハウス情報も!

一番辛かったこと

 

仕事はそんなに無いですね、仕事内容ではものすごく辛いことは無いです。

ただ、自分の伝えたいことが伝わらないのは…ちょっと辛い。下からも上からも話が集まってくるから…。

 

後輩ADに対して、打ち合わせとかで一緒に聞いているのに

「その場の話を聞いてなかったのかな?上の人になんて言おう?」ってなってしまう。

そんな時は、上に「出来ていない」と言うのが悔しいから、

「○○までに××します!」と代替案を出して乗り切ります。

結局自分でやってしまう…。

 

本当に辛いと思った時は

「辛くても終わる!」と思うことで乗り切れます(笑)。

 

大学1年の入院が人生で一番辛かったんですよ。

のどにウイルスがいて40度の熱が2か月続いて。

1ヶ月半、何も食べてない状態で。

流動食でもなくて、水も飲めなくて、なぜか「午後ティー(午後の紅茶のミルクティー)」だけ飲めたのでそれだけで。

 

辛いとき、この一番辛かったことを思い出して、それより辛くない!と思えます。

 

もし、その辛さを超えることがこれからあったとしても「終わる!」と思うと思います(笑)。

それが基準となって更新されたら、意外とイケるじゃん!って(笑)。

関連記事:新人ADが仕事を始めてきついと思うこと

 

東京に来て、成長できましたか?

 

はい!(即答!)

仕事内容は違いがないけど、私生活が成長したと。

 

友達がいないから仕事を一生懸命したし、仕事が嫌だからと言っても逃げる場所がないし。

精神的に成長できたと思います。

 

北海道では最後の1~2か月だけADの教育を頼まれてやりましたけど、東京ではすぐ後輩ADが8人ついて…人間みんな考えが違うんだなと。

 

後輩への仕事の指示がなかなか相手に伝わらない。今までは通じていたのに。

 

上の人からも「誰もがお前と同じ(理解力・思考)ってわけじゃないんだから、伝わるように工夫しろ」って言われて、

伝わるように努力してるけど、その分負担が増えて。

 

口で指示しても通じないから、最近は紙を作成して渡してます。

そしたら今度はその紙がないと出来ないようになって…(苦笑)

 

でも前より少しは仕事の出来がマシになりました。

 

番組制作の仕事はこんな楽しい仕事はない!と思います。

 

普段の生活では特に興味ないことでも、仕事だから普段会わない人と会ったりできて、発見が多いです。

 

例えば、自分は野球をやっていたんですけど、サッカーを取材して体験もすると結構難しくて、

そのあとサッカー選手の見る目が変化して。

プレイ見て、うまいなぁ!とか。

 

島根県の出雲大社へ行ったときも感動しました。

普段あまり周りのことに興味ないから、ちょっとしたことでも人より感心する。

 

ジャンルがないのが一番いいです。いろんな体験ができるという。

関連記事:バラエティ番組の制作期間は1ヶ月以上!制作する流れも紹介。

 

東京へ上京してテレビ業界で働こうとしている人へアドバイス

 

地元と同じものを求めても何もない、同じものは何もない、と思っておいた方がいいと思います。

 

なんというか…柔軟性を持つ。

東京を受け入れる柔軟性を持つこと。

友達がいなくても「上京すればそういうものだ」とか

仕事が忙しくても「東京の仕事はそういうものだ」とか(笑)

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取材をしてみて

突然東京に上京して、すぐに後輩もできてしまって、

しかも周りには気心の知れた友達はいないという環境…大変なことも多いと思いますが

たった1年なのに自分なりに東京に順応して活躍をされているIさんは本当にすごいと感じました。

 

これから上京して東京でADとして働こうと思っている方はぜひ参考にしてみてください!

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長倉 さやか
長倉 さやか
テレビの広告代理店「ライズアドバート」の長倉です。テレビでCMを打つ、となると身構えてしまう人がたくさんいると思います。でも実はテレビ広告はやり方によっては手軽に、そして楽しく挑戦してみることのできる広告です。テレビの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆していきます。


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