CM・広告の仕組み PR

ターゲットが限られている時の広告媒体の選び方

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これから何かしらの広告を出稿しようと検討している企業様の中には

ターゲットがかなり狭い範囲に限られている、というケースもあると思います。

 

例えば企業向けの内容になっていたり、

ターゲットの年齢層がかなり狭かったり、

集客のための広告だから場所や地域が限られていたり。

 

そういう時はどのような広告媒体を選べばいいのでしょうか?

 

インターネット広告は強い

 

やはりターゲットが限られているケースなのであれば

インターネット広告が一番訴求しやすいと思います。

 

というのも、インターネットでは

ユーザーのパーソナリティが認識されているので、

その人が普段どのような検索をしているか、ということからある程度のパーソナルがわかりますし

アクセスもどこからアクセスしているのか、ということがわかります。

 

例えばAmazonでチェックした商品があって、別のサイトを見ていたら、

そのサイトの広告枠で「さっき自分が見ていた商品が表示されていた!」なんて経験をきっと多くの方がしたことがあるでしょう。

 

あれは「クッキー(cookie)」と呼ばれる仕組みを利用してユーザーを追いかけて広告を出す、リターゲティング広告というもので

インターネットだからこそできる広告だと言えます。

 

一度その商品を検討したことがあるユーザーに直接訴求することができるわけですから

こんなに効果的な方法はないですよね。

 

そしてインターネット広告は、かなり少額から出稿することができる、というのも特徴です。

 

クリック数などの具体的な数字に連動して出稿料金が課金されるような仕組みになっているので

誰でも広告を出せますし、まとまった予算を用意しなくても、お試しで広告を出してみることができる、というわけですね。

 

ターゲットが限られている広告なのであれば、最初はそういったインターネット広告を使って

ユーザーの反応を見てみるのもいいかと思います。

関連記事:YouTubeの広告はどこまでターゲティングできる?

 

テレビ・ラジオのメリットは「実績」になる所

 

では、一度に多くのユーザーに訴求することができるテレビやラジオに代表されるマスメディアだと

やはりターゲットが限られている内容の場合は向かないのか?と思われるかと思います。

 

しかし、テレビ・ラジオの最大のメリットと言えるのが

「CMを放送したという実績を作ることができる」

という点です。

 

特に地方ではまだまだテレビの依存度が高く、

「テレビCMを放送した」という実績があるかどうかで、商品や企業に対する信頼度が大きく変わってきます。

 

インターネット広告の場合は個人でも出稿することが可能ですが

テレビやラジオの場合は考査もありますから、きちんとした企業じゃないとCMを出稿することはできません

CM内容についても、誤解を招く内容になっていないか、ということがしっかりと審議されます。

 

そういったところをクリアしないと出稿することができないテレビCM、ラジオCMは

出稿した実績を公式サイトやパンフレットなどにも掲載していただくことができるので

ターゲットの範囲が限られている場合でも、その実績が大きく影響することがあるでしょう。

関連記事:テレビのスポットCMを打つ意味

 

おすすめはネットとテレビの組み合わせ

 

テレビCMはまとまった予算がないと放映できない、と思っている方がとても多いのですが

実は地方限定で放送するなら50万円程度から出稿できるところもたくさんあります。

 

時期や局によってはそれ以下で出稿することも可能なんですね。

 

なので、先ほどお話したような「実績のためのテレビCM」という名目で出稿するなら

実際に放送される本数は少なくても、安価で出稿することができます。

 

テレビCMを放送するためにはCM素材も必要になりますが

これも最低限に抑えれば30万円前後で制作することも可能なので、100万円以下でテレビCMを放送することができる、というわけです。

 

さらに、そのテレビCM用に制作した動画素材の権利をフリーにしておけば

公式サイトに掲載していただくことも可能ですし、それをYouTube広告などにも使っていただくことができます。

 

テレビCMはご予算によって打てる本数が限られてきてしまいますが

公式サイトで動画を公開するなら、半永久的に出稿費用をかけない状態で動画を公開することができますよね。

 

なので、テレビCMを放送したという実績作りのために一度テレビCMを放映して

その動画素材をネットにも流用する、というやり方がとてもおすすめなのです。

 

もちろん、その後にもう少し予算をかけられるようになってから

テレビCMの本数を増やしてもいいでしょう。

 

一度制作した動画素材は、権利がフリーになっていればずっと使っていただけるものになります。

 

ターゲットが限られているような商材、内容であったとしても

テレビCMは有効ですし、それにネット広告をプラスするのが、時代にも合っている出稿の仕方なのではないでしょうか。

関連記事:テレビCMの放映料はどんな条件で決まる?地域別の目安も紹介

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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