知らない人に商材や社名を認知してもらうメディアとして、テレビCMはやはり大きな効果があります。
売り上げを伸ばしたい、世の中に存在を知ってもらいたい、そのためCMをやってみたい、となった時、
何を考えればいいのか、どんな情報を知っておくといいのでしょうか。
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広告代理店にCMの相談する
CMをやりたいと思ったらまず広告代理店を探して相談しましょう。
ただし、一言に広告代理店といっても規模、種類など様々あります。
テレビ以外の広告代理店も数多くありますからこれについては
の情報を参考にしてください。
この中でも触れましたが、大切なのはできればテレビ局と直接やりとりすることができる広告代理店を選ぶことです。
広告代理店の中にはテレビCMはやっていない、一応やっていることになっているが実は他に卸している、というところが数多くあります。
もし懇意にしている広告代理店があるのなら、それでもいいと思いますが、どうしても中間マージンが入ってしまいますから、できればテレビ局と直接やりとりできるところがいいでしょう。
さて、広告代理店に連絡すると、
- 「CMは初めてですか?」
- 「CM素材はありますか?」
と聞かれたりします。
初めての場合はCM素材(DVDやテープなどCMデータのことです)は通常無いと思いますが、数年前にやったことがある、という場合もあるでしょう。
CM素材をどうするかを決める
以前CMをやったことがある場合
以前CMをやったことがある場合、そのCM素材を使うのか使わないのかを決めましょう。
もしそのCM素材を使う場合、
そのCMにタレントさんを使っているのであれば
著作権の期限がどうなっているかの情報確認が必要です。
著作権の期限のことを知らずにタレントさんが出演しているCM素材使用してしまうと問題になりかねません。
通常、タレントさんを使う場合は、使って良い期間を契約します。
半年や、一年などです。
この期間を超えていなければ大丈夫ですが、もし超えている場合は再度契約を結ぶか、場合によってはそのCM素材を使えないこともあります。
というのも、年数が経っていると、タレントさんも顔や雰囲気が変わっていますから、古い情報、写真、映像などををそのまま使うのを好まないケースが多いからです。
音楽、ナレーションについても同様です。
著作権と関係の無い音楽を使っている場合は問題ありませんが、ナレーションもタレントさん同様、通常期間を決めて契約していますから、情報の確認が必要です。
もし使えない場合は再度CM素材を作り直すことになります。
既にあるCM素材に問題がなく使用できる、次回も同じものを使いたいこということであれば、CM素材を作る必要がありませんから、
あとは広告代理店に放送の枠取り(電波の枠取り)をしてもらえばいいです。
枠取りのお願いの仕方については
テレビのスポットCMを打つ意味
番組のスポンサーになってCMを打つとは
にも記載しましたのでご参照ください。
今までCMをやったことが無い場合
CMをやったことが無い場合はCM素材も無いと思いますから、それをどうするかを考えましょう。
方法は大きく分けて2つです。
- CM制作会社にCMの制作を依頼する
- 広告代理店にCMの制作も依頼する
CM制作会社に依頼する場合は自分で制作会社を探すかまたは、知っているところがあればそちらにお願いするのでもいいでしょう。
もし知っている制作会社も無く、自分で探すのもよくわからない、という場合は広告代理店にお願いすればいいでしょう。
広告代理店は通常制作会社を傘下に持っているか、制作会社と繋がりがありますから、CM素材を作ってくれます。
ライズアドバートはもともと制作会社から始まった広告代理店です。
そのためCM制作から放送枠取りまでワンストップでできます。
また、全国のテレビ局と直接やりとりしていますので、よろしければお考えください。
さて、CM素材をどうするかが決まり、広告代理店も決まればあとはいつからCMをやるか、どの地域でCMを打つか、どんな人にそのCMを見てもらいたいかなど、を考えていきます。
CMを打ちたい時期について
CMをやりたいと思っても一体いつ頃から動き出せばいいのか、どれくらいの猶予を持ってお願いすればいいのかなど、わからないことも多いと思います。
CMをやるにはどれくらい前から動き出せばいいのでしょうか。
CM素材がある場合
すぐに使えるCM素材がある場合は比較的直前でも大丈夫です。
とはいってもそれはスポットでCMを打つ場合に限ります。
スポットCMとはあちこちに散りばめて打つタイプのCMで
CMを流す期間や、ある程度の時間帯、地域(テレビ局)が選べますので、自由度が高いとも言えるからです。
そうはいってもできれば2ヶ月前までには依頼した方がいいでしょう。
1ヶ月前でも、量によりますが、なんとかなるでしょう。
ただし、以前使ったことのあるテレビ局ならいいのですが、初めてのテレビ局を利用する場合、企業の考査、CM素材の考査がありますので、やはり余裕を持った方がいいでしょう。
もし番組提供型のCMを打ちたい場合は、さらに余裕を持って依頼してください。
テレビの番組は通常半年に一回(4月と10月)大きく編成(番組表)を考えて変えていきます。
番組提供型のCMを打ちたい場合は、通常6ヶ月間の契約になりますから途中からCMを入れるのは難しくなるわけです。
そのためさらに余裕をもってCM依頼をする必要があるわけです。
CM素材が無い場合
CM素材が無い場合はCM制作日数を考慮しなければなりません。
これについてはどんなCMを作りたいかにより、工程が大きく違ってきます。
例えば海外でロケをする場合それなりの期日がかかりますし、人気タレントさんを使いたい場合はタレントさんのスケジュールがそもそも空いているかという問題もあります。
また、大掛かりなセットを作るとか、いろいろなケースがありますよね。
下記記事も是非参考にしてみてください。
どんなCMをやりたいかで制作日数が変わる
このように作りたいCMによって出来上がるまでの時間が変わってきます。
凝ったCMを作る予定ならそれなりに余裕を持ってCM制作に乗り出しましょう。
今回はCMをやりたいと思った時にまず考えることを書きました。
実際に広告代理店も決まるとどんなスケジュールで進んでいくのかは下記の記事を参考にしてみてください。
