テレビCMを制作する時に「心に残るCMにしたい!」とどんな企業様でも思うと思います。
心に残るCMといってもいろいろなインパクトの出し方がありますが、今回はCMのキャッチコピーについて、広告代理店である弊社ライズアドバートが解説してみたいと思います。
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頭に残るキャッチコピー
実際にテレビCMに使われているキャッチコピーをいくつかご紹介してみたいと思います。
- やめられないとまらない、かっぱえびせん/カルビー株式会社
- ん~っ不味い!もう一杯!/キューサイ株式会社(青汁のCM)
- インテル、入ってる/インテル
- あしたのもと AJINOMOTO/味の素株式会社
- ありがとう。 いい~くすりです。/株式会社太田胃散
- セブンイレブンいい気分/セブン-イレブン
- それにつけてもおやつはカール/株式会社明治(カールのCM)
- ファイト!一発!/大正製薬(リポビタンDのCM)
- ♪チョッコレート。チョッコレート。チョコレートは明治♪/株式会社明治
- ココロも満タンに、コスモ石油/コスモ石油株式会社
- 100人乗っても大丈夫!/株式会社稲葉製作所(イナバの物置のCM)
- ひとの時を、想う。/JT(日本たばこ産業株式会社)
- 愛は食卓にある/キユーピー株式会社
- I’m Lovin’ It/マクドナルド
- お、ねだん以上。ニトリ/株式会社ニトリ
- Inspire the Next/株式会社日立製作所
- ピッカピカの一年生/株式会社小学館(小学一年生のCM)
テレビCMで一度は聞いたことがあるキャッチコピーなのではないでしょうか。
テレビCMってなんか口ずさんじゃったりしますよね?
メロディや映像が思い出されるほど心に残っているキャッチコピーも多いと思います。
インパクトのあるCMのキャッチコピーに共通していること
ではこれらのインパクトのあるCMのキャッチコピーに共通していることとはどんなことでしょうか?
韻を踏んでいる
韻を踏んでいる言葉というのは頭に残りやすく、実際に音にしてみても気持ちが良いと感じるものです。
- インテル、入ってる
- セブンイレブンいい気分
などが韻を踏んでいるキャッチコピーですね。
なんかラップみたいだ!
韻を踏む、というとラップを思い浮かべることが多いかもしれませんが、
実はラップだけでなく、J-POPの歌詞などでもこいったテクニックは良く使われていますし、お笑いなどにも取り入れられています。
「なんとなく言いたくなる言葉」というのは、実はこんな仕掛けがほどこされていたりするものなんですね。
普通に生活していると気づかないようなことですが、キャッチコピーにも用いられているテクニックなのです。
メロディがついている
- ♪チョッコレート。チョッコレート。チョコレートは明治♪
- ココロも満タンに、コスモ石油
- それにつけてもおやつはカール
など、のキャッチコピーはキャッチコピーとともにメロディも頭の中に流れるのではないでしょうか?
こういった音の高低がついていることによって頭に残りやすくなります。
数字が入っている
- 100人乗っても大丈夫!
- ピッカピカの一年生
など、キャッチコピー内に数字が入っているのも心に残りやすいです。
数字というのは量を表すので、より具体的にイメージをしやすくなるという効果が生まれます。
イナバの物置の「100人乗っても大丈夫!」は特にインパクトが残りやすいのではないでしょうか。
これは本や映画のタイトルなどにも良く使われている方法です。
- 「十二人の怒れる男」
- 「七人の侍」
- 「荒野の七人」
- 「八つ墓村」
- 「ALWAYS 三丁目の夕日」
- 「ぼくらの七日間戦争」
意外と数字が入ったタイトルって多いんですよね。
意識して見ている人は多くないかもしれませんが、作り手として意識してみるといいかもしれません。
企業名を入れると認知度アップにつながる
キャッチコピーにそのまま商品名や企業名が入っているものが結構多くありますよね。
CMのキャッチコピーにインパクトがあれば、商品名や企業名もそのまま覚えてもらうことができるので、名前をズバリ入れてしまうのも良いと思います。
特に企業の認知度をあげるためにテレビCMをするのであれば、企業名をキャッチコピーに入れると、高い効果が期待できると思います。
関連記事:東京キー局でテレビCMを放送するのに料金はいくらかかる?
キャッチコピーは意外とシンプル
上記のインパクトあるCMのキャッチコピーを見てみると、意外と言っている内容はシンプルであることが良くわかると思います。
テレビCMの尺というのは15秒か30秒が一般的ですが、短いように思えて、意外とこの長さだと詰め込める情報量は多いものです。
短いようでそうでもないゾウ?
文字にすると、15秒でも70〜90文字くらいは読むことができます。
なので「あれもこれも」と情報を詰め込みがちなのですが、シンプルなものの方が心には残ったりするもので
CMを作る時は「言いたいことを簡潔にわかりやすく」伝えることが大切なのかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。