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CM制作をする時に最低限知っておきたい専門用語

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テレビCMを初めて放送する、という場合は実際にテレビCMとして放送をするための映像素材を制作しなくてはいけません。

 

弊社ライズアドバートは広告代理店ですが、CM制作も合わせて承ることができ、

CM制作から広告枠の獲得までをワンストップサービスでご提供しています。

 

初めてテレビCMを放送する企業様にとってはテレビCM業界というのは未知の領域だと思います。

弊社でも初めてテレビCMを放送する、という企業様のお手伝いを幾度となくさせていただいていますが

みなさん口を揃えて「全くCM業界はわからなくて…」とおっしゃいます。

それが普通ですし、当たり前のことなので不安にならなくて大丈夫です。

 

もちろんわからない部分はご相談いただければお答えできますが、

CM制作を初めてするに当たって、知っておくと話がスムーズに進むであろう専門用語をいくつかご紹介しておきたいと思います。

 

絵コンテ

 

「コンテ」と呼ばれることもあります。

撮影する予定の内容を絵に描いて説明するもので、CM制作をする場合は最初にこの絵コンテのアイデアをいくつか出して内容を進めていきます。

 

CM制作をする時は

  • 何を一番伝えたいのか
  • どの情報は絶対に入れなくてはいけないものなのか
  • ターゲット層はどこなのか

ということがわかっていると絵コンテも描きやすくなります。

 

また、会社のホームページやパンフレットなどを参考にさせていただく場合もあります。

 

絵コンテの案はいくつか出てくると思うので、それを見た上で、クライアント企業様には「もっとこうしたい」という意見を述べていただき、

絵コンテを完成させていきます。

関連記事:CM制作の依頼をする時に決めておくこと、伝えると良いこと

 

SE(エス イー)

 

SEはSound Effects(サウンドエフェクト)の略です。

「効果」と呼ばれることもあります。

効果音のことを指し、例えば

  • 地震が起きた時の「ゴゴゴゴゴ」というような音
  • ドアを開けた時の「ガチャ」というような音
  • 走った時の足音

などを指します。

 

実は普通に映像を撮るだけでは意外と地味なものになってしまって、

映像はこの効果音でものすごく印象が変わってきます。

 

絵コンテ段階でもこのSEが書かれていることがあります。

 

仮編(かりへん)

 

仮編集のことを略して仮編と呼ぶことがあります。

 

一度撮影したものを仮の状態として編集したもので、

この仮編集の段階ではまだまだ修正をする余地があります。

 

「オフライン編集」と呼ばれることもあり、クライアント企業様含めてオフラインチェック(本編集に入るためのチェック)を行うこともあります。

 

本編集前に映像を確認して、修正したいポイントを伝えましょう。

 

尺(しゃく)

 

映像の時間の長さを指すのが「尺」という言葉です。

テレビCMの場合は15秒尺、30秒尺のいずれかが一般的です。

 

最近はテレビCM自体は15秒で流すけど、

公式サイトで配信する用に30秒尺も制作しておくというパターンが多くなっています。

関連記事:テレビCM制作と一緒にウェブCM用も制作!賢く素材を作っておく方法

 

テロップ

 

テロップとは映像の上に乗るテキストのことを指します。

スーパー(スーパー・イン・ボーズの略)と呼ばれることもあります。

 

どのような文字をどの配置でどのタイミングでどんなフォントで出すのか、

少し条件が変わるだけで映像の印象が大きく変わってきます。

 

マザー

 

マザーテープのことをマザーと言います。

マザーテープとは編集や録音ミックスなどの全ての工程が終了して完成した大元となる原盤テープのことです。

 

最近ではテレビ局でもデータを使ってネット上で搬入できるところが増えましたが

まだまだ実際にテープを送って搬入しなくてはいけないテレビ局もあります。

 

複数のテレビ局でCMを放送する場合は、テレビ局の数だけテープが必要になります。

 

郵送で送らなくてはいけないので、スケジュール的にも余裕を持って映像制作に取り組んでいきたいところです。

関連記事:CM素材の制作、搬入について。放送基準や搬入スケジュールは?

 

リテイク

 

再撮、つまりもう一度撮影することをリテイク、と言います。

現場でのリテイクならもちろん時間が許す限り何度でもできますが、

日をまたいでリテイクする場合はその分スタッフを稼働させなくてはいけないですし、スタジオ撮影の場合はスタジオ費もかかってきますので追加料金が発生する場合があります。

 

気づいた点はなるべく早めに制作スタッフに伝えるようにしましょう。

 

また、「なんとなくイメージが違う」と後日ならないためにも

クライアント企業様には撮影に立ち会っていただく必要があります。

関連記事:CM制作の金額を一番安くする方法と用意するもの

 

最低限知っておくと打ち合わせなどでも話がスムーズになるかな、と思うCM制作現場での専門用語について解説してみました。

専門用語がとても多い業界ですが、制作する企業様がそれを知らないのは当たり前のことです。

 

わからない言葉があればすぐに質問するようにしましょう。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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