弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。
今回はゲーミングPCのテレビCMをするなら、どんなCMが良いのか、ということを実際の利用者アンケートなどを参考にしながら考えてみたいと思います。
ゲームが好きな方にとって、ゲーミングPCに何を選ぶかというのはとても重要なことですよね。
テレビCMをして、ブランド力を高め、「ゲーミングPCならこのメーカー」というところまで認知をあげることを目標に、CM内容を考えていきます。
メインターゲットは30代
【意外な結果?】100人のゲーマーが答えたゲーミングPCの理想のスペックを「だらメモろぐ」が調査という記事を見てみると、
ゲーミングPCを持っているユーザー層は以下のようになっています。
- 10代…4名(3.7%)
- 20代…30名(28%)
- 30代…41名(38.3%)
- 40代…23名(21.5%)
- 50代…7名(6.5%)
- 50代以降…2名(1.9%)
一番のボリュームゾーンは30代であることがわかりますね。
メインターゲット層がどこになるのか、さらに言うとどんな人に買って欲しいのか、ということを詳細に作り込んでいくことが大切です。
メインターゲットとなる人物像を細かく設定したものを広告業界ではペルソナと言いますが、
このペルソナを設定しておくと、CMの内容や放送条件など、色々なことを決めやすくなります。
ペルソナを設定する時に決めることは主に以下のようなことです。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 趣味
- 休日の過ごし方
- 家族構成
最低でもこれくらいの条件は決めておきたいですね。
もちろんもっと内容を増やしても良いです。
これらの内容に基づき、「どういった時に商品を使うのか」「どんな気持ちで使うのか」といったことをペルソナとなる人物像の目線に立って考えてみます。
ペルソナを考えるのが難しければ広告代理店と話し合いながら作っても良いですし、
流行りのAIを使ってみるのもいいかもしれません。
関連記事:CM制作にAIは使えるのか?を考えてみる
ゲーミングPCを選ぶときに重要視するものは?
【調査】ゲーミングPCを選ぶときに重要視するのは〇〇!という記事を見てみると、
ゲーミングPCを選んだ/選ぶ際の基準は何ですか?(最大3つまで)という設問では、以下のような結果が出ていました。
- CPUの性能…109票
- GPUの性能…105票
- メモリの容量・性能…83票
- 価格・値段…59票
- SSDの容量…35票
- 見た目のかっこ良さ…18票
- 冷却方式…9票
- 電源ユニット…8票
- BTOブランド…3票
- その他…3票
- PCケース…2票
やはりゲームをやるということが目的ですので、ゲームがどれだけ快適にできるか、ということが一番重視されると考えて良いでしょう。
ゲーミングPCでは、
- CPU
- GPU
- メモリ
といった性能が重視されるということがよくわかります。
【意外な結果?】100人のゲーマーが答えたゲーミングPCの理想のスペックを「だらメモろぐ」が調査をもう一度見てみると、
実際にゲームで利用しているゲーミングPCの性能について、
- CPUスペックはCore i5・Core i7シリーズが人気
- GPUはGTX 1660 SUPER」が1位、更に価格を抑えた「GTX 1650」が2位
- PCメモリは16GBの人が大半
- SSD容量は500GBが過半数
- HDD容量は2TBが大半
- 理想のフレームレートは1位が144fps、2位が240fps
といった結果になっています。
特定のゲーミングPCの販促のためにテレビCMをするのであれば、こういったPCスペックの部分を押し出したCMにしてみるといいかもしれません。
もしくは他社と差別化できるようなスペックがあるのであれば、それをCMで強調すると良いでしょう。
また、ゲーミングPCでよくプレイされるゲームタイトルは、
- Apex Legends
- Fortnite
- Minecraft
という結果が出ています。
このゲームタイトルをやるならこれ!というような打ち出し方も良いかもしれません。
もちろんCMで特定のゲームを引き合いに出すのは難しいと思いますが、視聴者に伝わるような形で表現する、という方法もあります。
関連記事:CM制作の見積もり!どういうものにお金がかかるの?
ウェブCMと同時並行で放送する
ゲーミングPCを使ってゲームをしている方は、普段からPCを使っていることが多い方です。
そのため、テレビCMと一緒にウェブCMも同時に放送することで、より高い効果が得られるでしょう。
テレビCMとして実際に放送する映像を制作する時に、ウェブ広告用の映像も同時に制作するのがおすすめです。
というのも、映像素材を撮影するだけ撮影して、それをテレビCM用15秒に編集するのも、ウェブ広告用60秒に編集するのも、手間としてはそこまで変わらないんですね。
それよりも撮影を何度もする方が制作費用がかかります。
そのため、撮影は1回で済ませて、それを複数種類の尺に編集すれば、予算を抑えることができます。
関連記事:テレビCM制作と一緒にウェブCM用も制作!賢く素材を作っておく方法