CM・広告の仕組み PR

袋麺のテレビCMをするならどんな内容にする?

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回は袋麺のテレビCMをする時にどんな内容にしたらいいのか、ということを広告代理店の目線で考えてみたいと思います。

よく食べられている袋麺は?

袋麺に関するアンケート結果(マイボスコム株式会社実施/回答者数11,711名/調査時期2015年5月)を見てみると、

袋麺を食べる頻度は、

  • 週に2〜3回…6.8%
  • 週に1回…14.0%
  • 月に2〜3回…24.4%
  • 月に1回以下…37.7%
  • 袋麺は食べない…15.2%
  • ほぼ毎日…0.7%
  • 週に4〜6回…1.2%

という結果になっていました。

月に1回以下が一番割合としては多くなっていますね。

袋麺を食べる人は全体の84.8%で、20代は8割弱。少し他の年代に比べると比率が低くなっています。

週1回以上食べる人は2割強で、男性50代以上で比率が高くなっていることがわかっています。

袋麺離れしてきている20代に向けてアピールするか、

それともすでに袋麺を頻繁に食べている男性50代以上をターゲットとするか、を最初に決めておくと良いでしょう。

テレビCMにおいては細やかなターゲット設定がとても大切です。

ターゲットを広くとりすぎていると、それだけ大衆向けの内容になってしまい、印象にも残りにくいCMに仕上がりがちなので、

ターゲットを絞り込み、伝えたいメッセージもひとつに絞る、ということを意識すると良いです。

広告業界ではターゲットとなる人物像を詳細に設定したものをペルソナと呼びます。

このペルソナを具体的に設定した方が映像制作もしやすくなりますし、CM放送条件も決めやすくなります。

具体的に決められなければ、広告代理店と相談しながら設定していくのも良いでしょう。

関連記事:テレビCM放映に向けたペルソナの設定の仕方

袋麺を食べる場面は休日の昼食と平日の昼食

同アンケートでは、袋麺を食べる場面について、

  1. 「休日の昼食」「平日の昼食」
  2. 「一人で食べる」
  3. 「軽く済ませたい」
  4. 「平日の夕食」

といった結果になっていました。

「平日の昼食」は男性30・40代が少なく、女性高年代層で多い傾向となっています。

つまり平日の昼食で食べる人は、主婦層が多いのかと考えられます。

例えば主婦層をターゲットとするのであれば、平日の朝のピークタイムから少しずれた10時以降〜お昼前までの時間でテレビCMを放送してみるのがいいかもしれません。

この時間帯は視聴率が高いわけではありませんので、比較的コスパよくCMの放送ができます。

また、休日のお昼に向けて休日の同時間帯で放送するのもいいですね。

いずれにせよ、「昼食に食べようかな」と思ってもらえる時間帯に放送するのが良いと思います。

また、袋麺はストックをしておいて、気づいた時にすぐに食べる、という人も多いと思います。

そのため、夕方の買い物の時間の少し前にCMを放送して「今日の買い物の時に買おうかな」と思ってもらえるようにするのも効果的でしょう。

お昼すぎから18時前くらいまでの時間帯も狙い目だと思います。

こちらも視聴率が高い時間帯ではありませんので放送のコスパは良いです。

関連記事:CMを流す時間帯は何時ごろが良い?内容・ターゲットからの決め方

袋麺購入時の重視点

袋麺購入時の重視点は、

  • 価格
  • スープ、つゆ、ソース、たれなど
  • メーカー
  • 食べ慣れている
  • 商品ブランド

となっており、購入者は9割弱がスーパーで購入しています。

販路としてスーパーをなるべく確保するということが大事ですね。

また、メーカーや商品ブランドを気にして購入している人も多いため、

CMでメーカー名や商品ブランドを覚えてもらう、ということも大切です。

そのためには長期間でテレビCMを放送していくことを考えた方が良いでしょう。

季節によってCM内容を変えて放送する、といったことをしてみるのも効果的です。

関連記事:テレビCMは予算が多くなるほど割引があったりするの?

ターゲットから考えるCM放送条件

属性によって放送時間帯を変えるのはもちろん、

放送エリアによって内容を変えるというのも良いと思います。

例えばラーメンのスープの味。

東京ではしょうゆラーメンが定番ですが、福岡ではとんこつ味が定番ですし、北海道なら味噌、というように地域差があります。

さらに季節によっても、夏の熱い時期に食べたい味と冬の寒い時期に食べたい味は異なるでしょう。

時期や地域によって売れている商品というのがあると思いますので、

これまでの購買データを参考にしながら、仮説を立ててテレビCM条件も考えていけると良いと思います。

そしてその仮説が放送後にどういった結果になるか、によって次の放送にまた新たな仮説が立てられるようになります。

仮説を立てずにやみくもにテレビCMを放送するよりも、仮説があった方が試行錯誤がしやすいので、このあたりも広告代理店と相談しながら決めていけると良いかと思います。

ご予算に合わせて広告プランをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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