広告チラシをデザインする、というのは、今はもうパソコンが一台あればだれでもできるようになってきていますよね。
難しい知識がなくても、パワーポイントを使ったり、
手探りでフォトショップを使ってもチラシデザインくらいはできるようになっているかと思います。
しかし、デザインに疎い人が作るチラシ広告と
デザインを本業としている人が作るチラシ広告はやはり見た目が全然違います。
やはりプロが作る広告は、見る人の目線の動き方にも配慮していますし、
ぱっとみたときにきちんと広告になるように、大切な情報がすっきりと情報として入ってくるように工夫されているんです。
ということで今回は、広告代理店である弊社ライズアドバートがチラシ広告をデザインする時に、絶対にやってはいけないことをまとめてみました。
チラシデザインを考える時の参考になれば幸いです。
テキストの中央揃え
広告デザインの初心者はテイストの中央揃えを安易にやってしまいがちなのですが、
実はこのテキストの中央揃えはとても難しいデザインなんですね。
意図しないところでテキストが改行されてしまうと、目線がものすごく忙しくなり、テキストを追うスピードが落ちます。
結果として、読みにくくなれば、そのチラシ広告を読んでもらうことはできません。
自分でデザインするとなるとどうしても「おしゃれなデザインに仕上げたい」という気持ちがでてきてしまうのですが、
デザイン性が高いものが必ずしもユーザーにとって見やすいとは限りません。
シンプルですっきりしているものの方が見やすいということもあるのです。
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テンションが高すぎる
広告のテンションが高すぎるとユーザーは不快な気持ちになってしまうことが多いです。
チラシ広告にする商材にもよるのですが、
感嘆符が無駄についていたり、テキストのテンションが高すぎると、どうしても下品に見えてしまうものです。
できれば落ち着いたテンションで、事実のみをしっかりと伝えることができる広告の方が好感が持てるでしょう。
テンションの塩梅がわからない、という方はできるだけ「短文」になるようにテキストを編集して見てください。
わかりやすい文章というのは短くて簡潔な方が良いのです。
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内輪ネタが多い
よくジャンルが決まっていて、ターゲット層が限られているような広告を作る時に
わかる人にはわかる、というような内輪ネタを入れたデザインを書くことがあります。
ただ、チラシ広告というのは不特定多数の人に届く広告ですので、
こういったターゲット層が限られてくるような広告のデザインの仕方をするのはチラシでは逆に広告効果を下げてしまいかねないのでおすすめしません。
大切なのはそのチラシ広告を受け取った全ての人が、そのチラシ広告を見て、内容を理解することができるようにデザインする、ということです。
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チラシの端までぎっちり
広告初心者にありがちなのですが、
広告を打つことが決まると広告の尺や範囲ギリギリまで情報を詰め込もうとする人が多いです。
チラシの場合は端の方ギリギリまでテキストや写真で埋め尽くしてしまう、というパターンですね。
テレビCMの場合なら、15秒か30秒の尺のCMがほとんどですが、
その尺の間中情報を詰め込みすぎてしまい、視聴者から「結局何がなんだかわからないCMだった」と思われてしまうようなCMです。
このように情報が入りすぎている広告は、どれが本当に重要な情報で、どれが今不必要な情報なのか、ということを見極めるのが大変になってしまいます。
つまりそれは、広告を見る人からすると「疲れる広告」になってしまうんですね。
疲れる広告、というのは見たくない広告、
つまり見られない広告です。
写真やイラストが少ない
テキストだらけの広告もやはり疲れる広告です。
写真やイラストを入れることで情報が少なくなってしまう、と思う人もいるかもしれませんが、
実は写真やイラストなどの視覚的情報というは、テキストの500倍ほどの情報量があると言われています。
人間の目も、テキスト<画像<動画、という順番で注目しやすいので
テキストだらけなチラシよりも画像やイラストが入っているものの方が好まれるでしょう。
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読みにくいフォント
フォントも装飾しすぎているフォントは読みにくいです。
文字色も今は真っ黒より少し薄めのグレーの方が流行っています。
このサイトのこのテキストもグレーになっています。
文字同士の間隔や、行間も配慮した広告になると、よりユーザーに優しい広告デザインになっていくでしょう。
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広告出稿するなら
弊社ライズアドバートは広告代理店ですので、みなさまのニーズに合わせた広告枠をご提案させていただきます。
もともとテレビ番組制作会社として始まったこともあり、
ドキュメンタリー番組やCM制作を手がけてきているため、動画制作も併せて承ることができます。
ご予算段階からのご相談でもかまいませんので、お気軽に下記フォーム、またはチャットよりお問い合わせください。
では今日はこのあたりで。
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