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マスコミ業界へ就職を考えている人が知っておきたいことを解説

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弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

就活の時期になると毎年多くの面談を実施いたしますが、弊社にエントリーしてくださる新卒のみなさまは

新卒さん

マスコミ業界への就職を考えています!

という方が多いです。

今回は、「マスコミ業界」にどのような会社があるのか業界自体はどのような傾向にあるのか、などについて解説してみたいと思います。

マスコミ業界にはどんな会社や仕事がある?

マイナビ・日経 2024年卒版就職企業人気ランキングの中の「就活生に人気のマスコミ企業(放送・新聞・出版・広告・芸能)」を見てみると、

  1. ソニーミュージックグループ
  2. ポニーキャニオン
  3. 講談社
  4. 日本放送協会(NHK)
  5. 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
  6. 集英社
  7. 東宝
  8. 小学館
  9. KADOKAWA
  10. エイベックス

といったランキング結果になっています。

第1位となっているソニーミュージックグループは、

  • 芸能
  • 映画
  • 音楽
  • 出版

といった様々な事業を展開しており、総合エンターテイメント企業で活躍できる人材を募集しています。

実際の業務としては

  • マネジメント
  • コンサートホール運営
  • スポーツ・ライブイベント企画運営

といったところになるでしょう。

ランキングを見てみると、出版社や放送局、広告代理店などがランクインしていますね。

マスコミ業界をどこまでとするかですが、大まかに分けると、

  • 放送
  • 新聞
  • 出版
  • 広告
  • 芸能・映画・音楽

といった分け方ができるかと思います。

職業で考えると、以下のようなものが考えられます。

  • アナウンサー
  • 新聞記者、ジャーナリスト
  • 編集者(雑誌や漫画、書籍など)
  • 映画監督
  • キャスター、レポーター
  • ラジオパーソナリティー
  • 放送記者、マスコミ
  • 番組制作スタッフ(ラジオ・テレビ)
  • CMプランナー
  • イベントプランナー
  • 脚本家、シナリオライター、シナリオ作家
  • プロデューサー(映像、音楽、芸能、イベント、映画、CM、)
  • カメラマン
  • ジャーナリスト

興味のある業界に飛び込んで、具体的に自分はどんな仕事をしていきたいのか、ということを考えても良いですし、

「これになりたい!」というのが先に決まっているのであれば、そういったお仕事ができるのはどこの会社なのか、ということから考えて会社を探してみるのも良いでしょう。

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業界のビジネスモデル

基本的にマスコミ業界の主な収益源は広告費です。

テレビの場合はテレビCM、ラジオもラジオCMがあり、

CMをしたいものがある企業がテレビやラジオのスポンサーとなって、CM放送枠でCMを流す、というビジネスモデルになっています。

テレビ業界のビジネスモデル
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新聞や雑誌にも広告枠がありますね。

このような広告枠を販売するのが広告代理店の仕事です。

広告代理店が企業の要望に合わせて「この広告枠はどうですか?」と営業し、広告枠を提案・販売します。

魅力的な広告枠を作れるように、テレビ局、ラジオ局、新聞社、出版社といった企業はコンテンツ制作を主に行なっているわけです。

たとえばテレビ局であれば、視聴率の高い番組を制作すれば、その番組の中のCM放送枠は多くの人に視聴してもらうことができることになりますので、高く販売することができます。

だからこそ、番組制作スタッフはいつも視聴率のことをとても気にしているわけですね。

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マスコミ業界の現場と展望

2019年までは全体の広告費は増加し続けていました。

これはインターネット広告費によるもので、テレビ・新聞・雑誌・ラジオのマスコミ四媒体広告費は好調とは言えませんでした。

中でも、新聞・雑誌の紙媒体の発行部数は減少傾向にあります。

全体的にはデジタルにシフトする動きとなっています。

そのような背景がある中で、新型コロナウイルス感染症の拡大があり、広告出稿は控えられることが多く、コロナ禍では苦しい闘いが続きました。

ただ、そんな中でもデジタル広告は堅調であり、キー局でもインターネットで見逃し配信ができるTVerが誕生し、TVer内での広告枠販売にも力を入れています。

マスコミ業界はこれからどのようにインターネットを取り入れていくか、ということを模索している段階です。

今の時代には何が求められているのか、どのように既存コンテンツが変容すれば新世代に受け入れられるものになるのか、ということを研究していますので、そういった部分の提案ができる新しい人材を求めていると言えるでしょう。

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長倉 さやか
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