CM・広告の仕組み

お茶のCMはどう制作する?放映するならどこ?

テレビCMを見ているとお茶のCMをよく見ますが、すでによく知られているもので競合も多いお茶のCMは、どのような制作・放映の仕方をしたら良いのでしょうか?

テレビCMをメインに取り扱う広告代理店であるライズアドバートが解説していきたいと思います。

お茶を飲む理由

よくお茶を飲む1000人に聞いた!お茶に関する調査データをご紹介という記事の中のデータによると、お茶を飲む理由としては以下のようなものが挙げられていました。

  1. 味が好きだから
  2. リラックスできるから
  3. 香りが好きだから
  4. 健康に良いから
  5. 料理に合うから
  6. なんとなく
  7. ダイエットに良いから
  8. その他

やはりお茶を飲む時に一番重要視されるのは味が好きかどうか、という部分のようです。

それ以外に「健康に良いから」「ダイエットに良いから」という理由に関しては、健康やダイエットをお茶の特徴として打ち出しているものが選ばれているのかもしれません。

お茶のCMをする時は、どのような理由でこのお茶が選ばれるのか、とういうことを想定し、そこから逆算してCM内容を考えていくと良いかと思います。

通常広告では年代や性別などのターゲティングは行いますが、できればそれより具体的に、ライフスタイルやどんな理由でお茶を選ぶのか、ということまでイメージできていた方が、より良い内容のCMを制作できるのではないかと思います。

関連記事:売れるCMを作るためにはターゲットの設定が重要

選ばれているペットボトルのお茶とその傾向

gooランキングが行ったペットボトルのお茶の人気ランキングは以下のようになっています。

  1. 綾鷹
  2. キリン 生茶
  3. お〜いお茶 緑茶
  4. 伊右衛門
  5. お〜いお茶 濃い茶
  6. 綾鷹 茶葉のあまみ
  7. 綾鷹 特選茶
  8. お〜いお茶 新緑
  9. 伊右衛門 特茶
  10. お〜いお茶玉露

これを見てみると、同一ブランドの味の違うタイプが複数ランクインしているということがよくわかると思います。

味違いで製品化している、というのは緑茶製品ではよくあることで、綾鷹なんかは同一ブランドで苦味のあるタイプと苦味が抑えられたタイプ、2種類を出していますね。

緑茶の苦味成分はカテキンやカフェインが影響していると言われていますが、この苦味成分は抽出方法で変化します。

高音で抽出すると苦い緑茶に、低音で抽出すると苦味が抑えられた緑茶になるのだそうですが、このお茶らしい苦味が苦手という人もいるので、苦味の強弱で商品を分けているということです。

また、苦味だけではなく「濃さ」で商品を分けているのがお〜いお茶ですね。

濃い緑茶は緑茶の健康成分が多く含まれていたり、眠気覚ましとしても有効なため、目的を持って濃い緑茶を選んでいる方もいるでしょう。

さらに、容量という観点から差別化をしている商品もあります。

荷物をできる限り少なくしたい人や、ホット向けに小さな350ml程度のペットボトルとして商品化しているお茶がありますね。

女性向けには良いと思います。

関連記事:F1層がターゲットの時のテレビ広告戦略

既存のお茶のCMにはどんな特徴がある?

では既存のお茶のCMにはどのような特徴があるでしょうか?

伊藤園お〜いお茶

2021年5月17日から公開されている「お~いお茶」製品の新作TV-CM『とどけ!お茶のチカラ』では、有村架純さんが広大なお茶畑の中でお茶を飲み、「お〜い」と叫んでいるのが印象的なCMとなっています。

お茶を飲むごくごくという音と色鮮やかに映し出されるお茶の緑が清涼感を伝えてくるCMですね。

またセリフでは「自然のままの美味しさ」という言葉が使われており、健康的なイメージを伝えようともしています。

コカ・コーラ 綾鷹

吉岡里帆さん出演のTVCM「わたしは、綾鷹。あたたかくてもおいしい」篇では綾鷹が「美味しさで選ばれている」というのを強調しています。

まるで急須で淹れたかのように美味しい、というのは綾鷹の謳い文句でもありますね。

ペットボトルのお茶なのに、一手間かけて急須で淹れたかのように美味しい、という印象を与えることで、味にこだわる人に届くよう工夫されているCMだと思います。

サントリー 伊右衛門

2021年4月6日から公開されているサントリー緑茶 伊右衛門 京都ブレンドのCMには宮沢りえさん、本木雅弘さんが引き続き起用されています。

出演者がずっと変わらない印象があるのが伊右衛門ですね。

2004年〜2012年までは、伊右衛門のCMには久石譲さんのOriental Windという曲がCMソングとして使われていますが、この音楽のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。

雅な印象を音楽で直球に届けてくれるCMです。

今回のCMも京都ブレンドということで、雅な印象、本木さんのナレーションも京都弁で、お茶の色も緑ではなく琥珀色。

色が全く違うことで印象も異なり、インパクトがあるのではないでしょうか。

関連記事:CM制作の依頼をする時に決めておくこと、伝えると良いこと

お茶の消費量ランキング

さて、都道府県別に見たお茶の消費量ランキングはどのようになっているのでしょうか。

  1. 静岡県
  2. 三重県
  3. 鹿児島県
  4. 滋賀県
  5. 奈良県
  6. 京都府
  7. 長崎県
  8. 佐賀県
  9. 和歌山県
  10. 石川県

都道府県別統計とランキングで見る県民性 都道府県別緑茶消費量より

やはりお茶といえば静岡、というイメージですが、消費量ランキングでも1位になっていますね。

静岡は山も海もあり、日本の中でも真ん中に位置する県で、テレビCMを初めて放送するという企業さまに試験地域として選ばれやすい県でもあります。

50万円程度からCMの出稿も可能ですので、まずは静岡からはじめてみるのも良いかもしれません。

関連記事:静岡でテレビCMをする際のおすすめプラン、予算の目安は?

ABOUT ME
長倉 さやか
テレビの広告代理店「ライズアドバート」の長倉です。テレビでCMを打つ、となると身構えてしまう人がたくさんいると思います。でも実はテレビ広告はやり方によっては手軽に、そして楽しく挑戦してみることのできる広告です。テレビの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆していきます。 番組制作を行うライズプランニングではサポートも行っています。

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