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おもちゃのCMをする時に考えたいことを広告代理店が解説

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

今回はおもちゃのCMを放送するときにどのようなことを考えれば良いのか、ということについて詳しく解説していきたいと思います。

 

ターゲットがどこになるか再定義

 

まずターゲットがどこになるのかということを再定義していきます。

おもちゃで実際に遊ぶのは子供ですが、おもちゃを購入するのは親であるため実際の消費行動を行う親に対してCMをリーチさせるということが大切になってきます。

 

価格帯が安いおもちゃであればほとんどの場合おもちゃを購入するのはお母さんになると思うので主婦をターゲットとしたCMになることが考えられます。

価格帯がかなり高めのおもちゃの場合は、お父さんをターゲットにしたCMにしたほうが消費行動につながりやすいでしょう。

 

あとは商材となるおもちゃがどの年齢層を対象にしているのかによっても少し変わってきます。

 

例えばまだ自分でおもちゃを選ぶようなことができない乳幼児向けのおもちゃであれば、ターゲット層は完全に親になってくるでしょう。

しかし小中学生くらいの年齢の子供に向けたおもちゃなのであれば、小中学生をターゲットにしたテレビCMにし、子供に遊びたいと思ってもらえるような夢あるCMを制作するというのも大切になってきます。

CMを見た小中学生がおもちゃを欲しいと思ってくれれば、親にお願いしておもちゃを買ってもらう流れになると思うので、名前が覚えやすいというのも一つ重要なキーポイントになるのではないかと思います。

CMを見たときにおもちゃの名前がわかりやすいものになっていることが求められると思います。

関連記事:主婦をターゲットにしたCMはどのようにやったらいい?

 

ターゲットに合わせたテレビCM出稿

 

前項の内容を踏まえてターゲット層に合わせてCMを出稿する方法を紹介していきます。

エリア

 

今はほとんどのおもちゃがインターネットを使うことで全国で購入することができると思いますので、対象となるエリアは全国になると思うのですが、

その中でもエリアのターゲティングをしてCM出稿をしてみるのも良いと思います。

いきなり全国放送をしたり関東キー局でCM放送をするとなるとかなり予算が必要になってきますからね。

 

エリアの選定をするにあたって参考になりそうなデータとして総務省統計局の子供関係の人口のデータを見てみましょう。

元となっているデータ2018/11/1現在の人口(確定値)となっています。

 

このデータによると子供の数が多い県は以下のようなランキングとなっています。

  1. 東京都
  2. 神奈川県
  3. 大阪府
  4. 愛知県
  5. 埼玉県
  6. 千葉県
  7. 兵庫県
  8. 福岡県
  9. 北海道
  10. 静岡県

やはり人口が多い都市に子供の数も集中していますが、比較的テレビCMの実験的放送として使われるエリアである静岡や北海道、福岡も含まれておりますのでこの辺りでCMを最初はしてみるというのが良いかもしれません。

 

また子供の人数の数値だけを見るのではなく、子どもの割合が高い地域を見てみたいと思います。

子供の割合が高い県のランキングは以下のようになっています。

  1. 沖縄県
  2. 滋賀県
  3. 佐賀県
  4. 宮崎県
  5. 熊本県
  6. 鹿児島県
  7. 愛知県
  8. 福岡県
  9. 広島県
  10. 福井県

子供の割合が多いためこういったエリアでCMをすることによってより効率よくCMを放送することができるでしょう。

関連記事:初めてCMを放送する時のおすすめテレビ局

時間帯

 

主婦層をターゲットとするのであれば平日のお昼間〜夕方の時間帯などを指定して放送すると効果が得やすいと思います。

また家族でテレビを見ている時間帯を想定して土日の朝の時間帯などを取ってみるのも良いかもしれません。

 

時間帯は色々な取り方ができるので、2週間ごとに違う時間帯で流してみるなどの実験をしてみてABテストをすると、より効果が高い時間帯を探していくことができると思います。

CMから消費行動へのフロー

 

近年ほとんどの消費者が広告を見てそのまま消費活動に移るのではなく、まず一度インターネットで検索をして商品の内容をじっくり調べる時間を取るのが一般的となっています。

そのため消費行動に移る時のフローを考えて導線をしっかりとひいてあげることも大切になってきています。

おもちゃのCMをする時は公式サイトをしっかりと用意し、CM放送用のものではなく商品を紹介する3分や5分といった長めの動画を公開しておくと良いでしょう。

 

また公式サイトでおもちゃの概要について詳しく説明するのも効果的です。

特に親が子供に与えるものに関しては細心の注意を払って消費行動に移ると考えられますので、詳しい説明があったほうがより安心感を与えられると思います。

関連記事:CMに検索窓をつけてサイトへ誘導!成功する広告とは

 

親から見て魅力的なセールスライティングを

 

親から見て「このおもちゃを子供に買ってあげたい」と思うような魅力的なセールスライティングも必要です。

売れ筋のおもちゃがどのようなセールスライティングをしているのかまとめてみました。

長く使えるか

 

子供のおもちゃは高価なものも多く、だからこそどれくらい長く使うことができるのかというところに注目する親が多いです。

子供の成長に合わせて遊び方を変えることができたり、おもちゃ自体に耐久性があるものが求められます。

成長に役立つ

 

おもちゃで遊ぶことによって子供の成長に役立つと思われるようなおもちゃが人気です。

そのおもちゃで遊ぶことで

  • 英語が身につく
  • つかまり立ちが早くできるようになる
  • 色々な手触りを感じることができる
  • 簡単なプログラミングが学べる

など様々な付加価値をつけているおもちゃが多いです。

安全性

 

子供が遊ぶものですので安全性に関しては特に気にしている親が多いです。

子供が遊ぶことを考えてどれほど安全な作りになっているのかということを押し出していくのも良いでしょう。

 

弊社ライズアドバートではCM制作も合わせて承ることが出来ます。

内容からご相談頂くことも可能ですので是非お気軽にお問い合わせください。

関連記事:初めてのCM放送の時に知っておきたいことを広告代理店が解説します

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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