CM・広告の仕組み

ペット関連商品のテレビCMをする時に考えるべきこと

今回はペット商品のテレビCMについて、

ペット関連商品の市場や消費者行動などをふまえながら解説してみたいと思います。

 

ペット商品の売れ筋

 

ペット関連商品の市場は今や1.5兆円規模と言われています。

コンビニの市場が約5兆円、百貨店の市場が約6兆円ということを考えると

ペット関連商品市場がいかに大きな市場であるかがわかると思います。

 

動物愛護法、管理法は主に動物の虐待等を阻止する目的で、1973年から制定されていますが、動物に関する法律は年々厳しくなり、

飼い主の義務ペット業者の義務制限は増え、

2019年には万一殺傷した場合の罪は以前より重くなり、ペット業者にはペットに所有者のマイクロチップを埋め込む義務まで追加されました。

 

市場の規模が大きくなるにつれ、飼育放棄なども問題も増えたための対策なのだと思います。

一方で最近ではペットによる認知症の予防効果や、ストレスが緩和されることも科学的に検証され、ペットの需要はますます増えていくことと思います。

 

さてそんな大きくなりつつあるペット市場ですから、テレビのCMもかつてよりよく見かけるようになったのではないでしょうか。

 

ではもっともよく売れているペット商品は何かというと犬の場合は

  • ペットフード
  • ペットシーツ
  • うんち処理袋

猫の場合は

  • 猫砂
  • ペットフード
  • トイレ等備品

となっています。

 

犬猫共に平均寿命は15年程度といわれ、

生涯にかかる費用でみると犬は約120万円、猫は約80万円といわれます。

これは1ヶ月に平均すると約5000円〜7000円かかることになります。

ある調査によると、子供がいる家庭(平均1・7人)の1ヶ月の生活費の中で、家族の衣服費平均が約13000円、一人当たり4000円という数字と比較すると

ペットにかかる費用は決して少なくない金額であることがわかります。

 

ペットを飼うにはそれなりに費用がかかるので、ある程度余裕が必要だということでもあります。

関連記事:番組とCMはターゲットから内容を考えるべき

 

ペットを買う世代

 

ではどんな世代の人たちがペットを飼うのでしょうか。

年齢別に見るともっともペットを買っている世代は50代で、約44%の50代がペットを飼っているまたは飼ったことがあると答えています。

また2位は20代で約38%

3位は40代と60代で約37%

の順になっており、もっともペットに興味がないのは30代と70代以上になっています。

公私ともに忙しい30代はペットを飼う余裕がない世代ということのようです。

 

また70代以上については、自分の余命から見てペットを飼うことが難しい部分があります。

そもそもペットを面倒と思ったり、臭いなどを敬遠する人が多いのもこの世代で

ペットに対する感情には世代的な違いもありますね。

 

いずれにしてもその他の多くの商品と同様、ペット商品についても50代が財布の紐を握っているようです。

 

ペットを飼いたい人というアンケートをとると、女性の方が男性に比べ、飼いたいと答える人が多くなっており、最初のきっかけも女性の影響が大きいようです。

 

ただしすでにペットを飼っている人のペット商品の購入に関してみると実際には男女の差はあまりなく、男性も同様に興味を持って購入している分野であるということがわかります。

意外に男性もまめに面倒を見ている構図があるのではないでしょうか。

 

また住居で見るとやはり集合住宅にくらべて一戸建てに住む人の割合が多く、

特に犬については一戸建てに住む人が飼う割合が多くなっています。

 

犬猫共に部屋の中で飼うのが主流になってきていますが、犬の方が大きさも大小あるので、一戸建ての方が多くなるのは当然の流れかもしれません。

 

まとめると

  • ペットをこれから飼いたいと思っている人向けの商品なら50代女性
  • ペットをすでに飼っている人向けなら男女問わず40代〜60代

をターゲットにすると良いでしょう。

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ペット商品の購入場所

 

ではペットを飼っている人はペット商品を実際にどこで購入しているかについてですが、

犬と猫で少し差があることがわかっています。

ある調査によると

  1. ホームセンター 約70%
  2. インターネット 約33%
  3. ペットショップ 約30%

の順番になっており、4位スーパー、5位ドラッグストアと続きます。

 

これに対し、猫の場合は

  1. ホームセンター 約67%
  2. スーパー 約42%
  3. インターネット 約33%

4位はドラッグストア、5位はペットショップと続きます。

1位のホームセンターというのは両者に共通しているので多くの人がホームセンターでまとめて購入している様子がうかがえます。

 

また犬を飼っている人に比べ猫を飼っている人はスーパーでの利用が多いようです。

ペットショップの利用がが5位と低くなっていることを見ても

犬に比べて猫はあまり大小がなく、犬のように外用グッズや、洋服なども要らないためそもそも必要な品物が少ないということがあると思います。

基本的にペットフードと猫砂があれば大丈夫ということですね。

 

その点スーパーでも猫関係の商品は取り入れやすく、結果としてスーパーで事足りるので利用者も多いということでしょう。

 

犬も猫もインターネット利用者が約33%というのも犬はペットフードやかさばるペットシーツ

猫はペットフードやかさばる猫砂をネットで購入している人が多いようです。

関連記事:テレビCMを放送する時に決めなくてはいけないことは何?

 

ペット関連商品のテレビCM戦略

 

ではペットのCMをするならどのようにすればいいのでしょうか。

 

最近は猫を使ったCMを多く見かけるようになりました。

ペット商品に限らず猫好きや、猫を飼っている人が増えたことの表れだと思います。

 

ペット商品のCMをする場合にまず考えることは

  • 実際のペットの映像を映すCMにする
  • イラストなどを取り入れペット商品を見せるCMにする
  • スチール写真のみのCMにする

この中でもっとも費用的にかかるのは実際のペットの映像を撮ることでしょう。

 

ペットの撮影はペットの選別から始まり、ペットの撮影を得意とする制作会社に頼んで撮影してもらう必要があります。

 

動物の撮影というのはなかなか手間と時間がかかるものです。

 

また実際のペットの映像を使わずに商品説明や、イラストだけを使ったCMもできます。

 

ペットのCMについてはそれほど考査も厳しくないので、他との違いなどは比較的言いやすいと思いますから商品を印象付けるの画像や映像を全面に押し出すCMも良いと思います。

 

アニメやイラストを少し使うのもインパクトがあると思います。

今のところペット商品に有名タレントを起用するCMはそれほど見かけないですが、市場が大きいので今後はそれも増えてくるのではないでしょうか。

 

またペット関連のCMをどこで流すかについては、都市型はマンションなどの集合住宅に住む人が多いので、

猫商品であれば都市を中心に流す方が有効だと思います。

 

また時間帯は男女の購入比率があまり変わらないので、全日で満遍なく投下してみるか

単価は少しあがりますが、朝昼晩のヨの字型、コの字型などがおすすめだと思います。

 

ネットの利用者が33%もいるので、テレビCMとネット対策を同時にやるのは必須だと思います。

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