マーケティング手法を考える中で、自社のポジショニングをきちんと把握するということはとても大切なことです。
ポジショニングがしっかり把握できていないと、企業戦略を立てにくくなってしまいます。
今回はポジショニングからマーケティングを考える方法について、広告代理店である弊社ライズアドバートが詳しく解説してみたいと思います。
ポジショニングとは
ポジショニングとは市場における自社サービスの立ち位置(ポジション)を定義することです。
大量生産大量消費社会になってきている今、同じような商品サービスが溢れている時代になってきています。
価格帯も同じで機能や品質なども似ているというサービスがたくさんあるでしょう。
だからこそ客観的に自社のサービスを考えた時に、自社がどのようなポジションにいるのかということを把握することによって
具体的な戦略を考えていくことが重要なのです。
似たようなサービスを提供している他者がたくさんいる業界の中で、
自社のビジネスの独自のポジションを決めることにより、ユーザに選んでもらうことのできる独自のサービスを提供していくことができるということです。
それがうまくできないビジネスの場合は、集客に困るか、業界内での価格競争に巻き込まれてしまうでしょう。
同じようなサービス、同じようなクオリティのなのであれば、ユーザーは必ず「 その中で一番安いものに飛びつく」という傾向があるからです。
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ポジショニングの基本
ではどのような面からポジショニングを考えていけば良いのかということについて説明します。
ポジショニングの戦略を考えるには、どのポイントにおいて他社のサービスと差別化をすることができるかということを考えていくのが一番考えやすい方法でしょう。
今回は
- 商品
- サービス機能
- 人によるサービス
- イメージ
という四つの側面からポジショニングを考えてみたいと思います。
・商品
商品そのものが優れた優位性を発揮できるかどうかという点から考えていきます。
機能面や品質、サービスの点において他の競合サービスよりも、優位に立てるペンがないかというところから考えていくと良いでしょう。
・サービス機能
次にその商品を購入する時などに生じる消費者へのストレスをどれだけ軽減することができるかという点からポジショニングを考えていきます。
これはAmazonなどが良い例で、近年Amazonで買い物をする人がとても増えてきていますが、それはAmazonの商品の買いやすさにポイントがあるのだと思います。
Amazonで注文をすれば、
- 商品が早く届く
- コンビニなどで商品を受け取ることができる
- ワンクリックで注文をすることができる
- アマゾンダッシュを使えば、わざわざパソコンやスマホで操作をしなくても商品を注文することができる
というような、たくさんのメリットは考えられると思います。
このように商品やサービスを購入する時にどれだけストレスフリーに購入をすることができるか
ということもポジショニングの要因の一つとなりえます。
・人によるサービス
商品を購入する上で、製品の購入前購入後に対応してくれるスタッフの対応こそがポジショニングの要因になることもあります。
カルビーのお客様相談室などは有名ですよね。
顧客の意見を真摯に受け止め、商品開発やサービスの提供の仕方などを臨機応変に変化させていくことができる企業というのは
その姿勢が好感度につながることもありますし、シンプルに商品やサービスがユーザーにより喜ばれるモノレート進化していくことができるでしょう。
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・商品イメージ
商品やサービスに触れることで連想されるイメージでポジショニングを図るという方法もあります。
商品やサービスを具体的にブランド化していき、「この商品やサービスを購入すれば、どのような特別感や使用感が得られるのか」ということが明確に顧客に転送してもらえるように努力することが大切でしょう。
長く続けていくビジネスの中で必要なポジショニングの考え方
商品やサービスに溢れている現代社会の中で明確なポジショニングを持ち、競合他社と差別化していくということはとても重要なことです。
- 競合他社にどのような点で勝って行くことができるのか
- 自社が提供する商品やサービスにどのような独自性があるのか
ということを研究し、それをどんどん伸ばしていく、さらにそこを重点的に宣伝していくことによって
より長く事業を展開していくことができるでしょう。
弊社ライズアドバートは広告代理店です。
広告を出稿したいという企業の皆様へ、ポジショニング戦略の考え方を踏まえた上で、
ブランドに合わせた広告プランをご提案させていただきます。
ご予算からのご相談でも構いませんので、ご興味ご関心がございましたら、下記フォームまたはチャットよりお気軽にお問い合わせください。
では今日はこのあたりで。