弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報・報道番組の制作に携わっています。

情報・報道番組の中でもよくあるのがグルメコーナー。

タレントさんやアナウンサーだけでなく、最近はアシスタントディレクターやディレクターが実際にお料理をいただいて感想を言うシーンもあります。

ここで、

あれ、食レポだっけ?食リポだっけ?

と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から言うと、テレビ番組制作で使うのであれば「食リポ」とするのが正しいです。

食リポと食レポの使い分けについて、解説してみたいと思います。

どちらも語源は「report」

食リポも食レポも略語であり、もともとは、

  • 食のリポート
  • 食のレポート

ということになります。

どちらも英語の「report」という言葉であり、語源は同じで、「日本語でどう読むか」という時に表記揺れが発生したようなところかと思います。

なので、食リポでも食レポでも意味は同じであり、どちらも間違いではありません。

関連記事:アナウンサー必須スキル!食リポに求められるポイントって?

用字用語集を確認

ではテレビ業界ではどのように言われているかというと、「食リポ」と言われることが多いです。

こういった表記揺れのような言葉は、局によって統一ルールがあったりもするので、

もしアシスタントディレクターやディレクターなどの番組制作スタッフの目線で食リポか食レポか迷った時は、改めて局のルールを確認してみるのが一番良いです。

また、記者ハンドブックと呼ばれる、共同通信社が発売している新聞記者向けの用字用語集があります。

こちらによると、「リポート」「リポーター」という言葉が採用されていますので、「食リポ」が正しいですね。

ちなみ、こちらは共同通信社からでているものですが、NHKからも用字用語集が発売されています。

編集室にもこういった書籍は置かれていることが多いですが、ディレクタークラスになったら手元に置いておいて勉強するのも良いかなと思います。

番組を作る時は、放送する内容がきちんと確証のあるものかどうか、ということにも気を配らなくてはいけないですが、

それと同時に「正しい日本語で伝える」ということも求められます。

しかし日本で何年暮らしても、日本語には自信が持てないものです。

えいぞーさん

未だに知らない言葉がいっぱいあるなぁ、と思いますし、勘違いして間違えて覚えている言葉ってありますね〜!

普段から言葉に興味をもって過ごすことが大切ですね。

関連記事:テレビ番組のナレーション原稿は何を考えて作られている?

映像媒体は食リポ、紙媒体は食レポ、口語も食レポ

また、日本では映像媒体か紙媒体かによって「リポート」と「レポート」が使い分けられている傾向があります。

映像業界では例えば以下のような表現をします。

  • リポーター
  • ウェザーリポート

これに対して、紙媒体では、

  • レポート用紙
  • 卒業レポート
  • 企業レポ

というような言い方をしますので、映像では「リポート」紙媒体では「レポート」という使われ方の傾向があることが分かります。

テレビの場合は映像になりますので、「リポート」とした方が良いでしょう。

そのため食リポか食レポかで悩んだら食リポにしておくと良いと思います。

ちなみにYouTubeでは「食レポ」を使っている人が多いですね。

つまり一般的に口語で使われているのは「食レポ」の方が多いのではないかと思います。

ネットの検索数で見ても、「食リポ」の月間検索数は800に対して、「食レポ」は6,480となっています。

言葉として浸透しているのは「食レポ」の方なのでしょう。

関連記事:グルメロケに行く時のアシスタントディレクターの心得

食リポがうまくなるには?

これからテレビ業界で働こうと思っている方は、食リポの練習をしておくと良いと思います。

最近はスタッフがリポーターとして出役になることも多くなっていますからね。

特に弊社が携わっている情報・報道番組ではこういったシーンがよくあります。

食リポの練習の仕方は簡単で、普段の自分の食事をリポートしてみれば良いのです。

もし本格的に練習したいのであれは、スマホで動画を回してみるのも良いでしょう。

実は弊社ライズプランニングのSTEP UPコースという新人研修でも、食リポの話をしたりします。

ライズプランニング独自の新人研修、STEP UPコースについて 弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。 主に情報・報道番組の制作を行っています。 通常、番組制作のお仕...

実際にプロが現場で使っているカメラを使って研修を行っていますが、やはりテレビ業界に入る方のほとんどが未経験で初めてカメラを触る方ですので、リポートもうまくはできません。

だからこそ、普段の生活の中から「リポートする」ということを心がけるのです。

実際に口に出してみなくても良いので、心の中で「これをリポートするとしたら、どうやろう?」といつも考えておくことが大切です。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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