CM・広告の仕組み

タイヤを販売する時のCM戦略

今回はタイヤを販売するにあたってのCM戦略について書いてみたいと思います。

タイヤを購入するのは、車体の点検の際や、冬場に向かってスタットレスタイヤへの交換のタイミング、ガソリンを入れる際、あるいは何かの修理の際になど

消費者の事情によりまちまちだと思います。

 

またどこで購入するかもカーディーラーをはじめタイヤ専門店、インターネットを介してなどありますが、

今回はタイヤを販売している側がCMをするとしたらどのようなやり方が良いのか、効果的なCMの打ち方などについて書いてみたいと思います。

 

タイヤを購入するターゲット層

 

タイヤを購入するターゲット層となるのは車を保有する人になりますが、全国の車の世帯保有率を見ると、ある調査では

  • 30歳から60歳未満の世帯で約60%
  • 60歳以上の世帯で約45%
  • 30歳未満の世帯で約25%

のように、子供など世帯人数が多い働く世代ほど車の保有率が高いことがわかり、若い世帯ではかなり少なくなっていることがわかります。

 

また車の保有率を県別に見てみると、

長野県、群馬県の保有率が高く、もっとも低いのは東京都であることもわかっています。

 

やはり交通の便利が良い東京に置ける車の保有率はもっとも少ないので、タイヤの保有率も同様であることがわかります。

また一世帯あたりの台数で見てみると

  1. 福井県
  2. 富山県
  3. 山形県
  4. 群馬県
  5. 栃木県

のようになっており、北陸は一世帯あたりの台数が多く、すなわちタイヤの保有数も多いということになります。

 

これらの数値は乗用車の数ですが、貨物車の保有というのもあります。

貨物車、つまり荷物を詰める車の保有率についてはこれも県により差があり、貨物車の割合が多い県は

  • 長野県
  • 鹿児島県
  • 宮崎県

のような結果も出ています。

 

もう少し広い地域で見てみると、四国、九州、中国地方については保有している車のうち3・5〜4台に一台は貨物車であるという数値も出ています。

西の方は荷物が詰める車の利用率が高いということですね。

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消費者がタイヤを買う際に求めていること

 

では消費者はタイヤを購入する際にどんなことを考え、どんなことを求めているのでしょうか。

消費者がタイヤを購入するのは

  • ディーラー
  • カー洋品店
  • タイヤ専門店
  • ガソリンスタンド
  • インターネットショップ
  • 街の修理工場

といった場所になると思いますが、

この中でタイヤはどこで買うのが安いのかという意識については

  1. インターネットで購入
  2. ガソリンスタンドかカー用品店
  3. タイヤ専門店
  4. ディーラーまたは街の修理工場

のようにタイヤはインターネットで購入するのがもっとも安いと思っている消費者が多いようです。

 

一方でタイヤはどこで買うのが信頼性が高いかという問いに対しては

  1. タイヤ専門店
  2. ディーラー
  3. カー用品店
  4. 街の修理工場
  5. ガソリンスタンド
  6. インターネット

という結果が出ており、インターネットなどは安いが信頼性が低いというイメージが持たれていることがわかります。

 

また、消費者のうち若い世代ほどタイヤはインターネットで買う方が安いと思っているのですが、装着が大丈夫なのかという不安をもっており、それが信頼性の低さに繋がっているようです。

 

実際にはインターネットで購入した後、ガソリンスタンドや修理工場に配送してもらい装着することができますが、それを知らない人がまだ多く、その結果少し高くても安心してタイヤを装着してくれる所にしたいと考える消費者が多いようなのです。

 

タイヤはサイズ選びや装着技術などプロにやってもらう分野だという意識を持っている消費者がほとんどで、

またタイヤは車の要の一つで命を守ってくれる大事な部品という意識もありますから、消費者は多少高くても信頼性を重んじる傾向があります。

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タイヤのCMをするなら

 

ターゲットにあった流し方をする

車を利用する層は働く世代がもっとも多いことから、

テレビでCMをする場合は平日の朝と夕方以降、それに土日の終日を入れたコの字型、または土日に車で出かけることを考えると朝の時間帯を夕方以降の時間帯を狙ったニの字型でCMを打つのが効果的でしょう。

 

また、タイヤのCMの場合はラジオのCMを利用するのも有効です。

車は仕事もプライベートも基本的に昼間の利用が多いので、ラジオを聞く人もまだまだ多くいます。

そんな人に向けて昼間の時間帯を主にラジオでCMを打ってみるのもよいでしょう。

 

土日の昼間についてもラジオのCMが有効だと思います。

また都心から離れるほど女性も車をよく利用しますから、女性向けを考えるなら比較的安い昼間の時間も入れた全日型でテレビCMするのもよいでしょう。

 

女性の場合男性より慎重に買い物をするため、目で見てインターネットで調べて購入するという手順を踏む人が多くいます。

そのため女性をターゲットにして売りたいなら昼間も含めた全日型でテレビのCMが有効だと思います。

 

タイヤに女性のイメージが少ないかもしれませんが、都心から離れるほど女性の利用率は高くなり、夫婦2台が当たり前の地域も多くあります。

女性が自分で選んでタイヤを交換できるという意識を持ってもらうのは、これからもっと広げていい伸び代がある所だと思います。

 

CMの効果を試すなら保有台数が多い北陸などからやってみるのもいいでしょう。

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CMで何をうったえるのか

現在タイヤのCMをしばしば見かけますが、ほとんどは社名や屋号を覚えてもらうためのCMになっている企業が多いように思います。

また男性目線を意識したCMも多いように思っています。

 

CMで企業を知ってもらうことは信頼に繋がりますから、もちろん企業イメージCMは大事なのですが、それだけではなく消費者の求めているものをさりげなく伝えるCMというのも効果的だと思います。

  • 値段より安全性をうったえる
  • 装着技術が高いことをいう
  • インターネットで買った場合の装着場所、手順をいう
  • 女性や高齢者でも安心して購入できることをいう
  • 貨物車が多い地域では貨物車のタイヤのイメージを加える

など。

やり方次第で売り上げを伸ばせる分野だと思いますので、いろんなCMを試してもらいたいですね。

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