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テレビ視聴者の傾向、どんな層がどんな番組を見ている?

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テレビCMを放送する時は、どのような人をターゲットとして設定するか、そしてそのターゲットはどのような番組を好んで見ているのか、ということから逆算して、

CMを放送する

  • エリア
  • 放送局
  • 時間帯
  • 放送期間

などを決めていく必要があります。

そのため、どういう視聴者層がどのような番組を見ているのか、といったテレビ番組の視聴傾向はある程度知っておいた方が良いでしょう。

もちろんそういった内容に関しては広告代理店の方が詳しいので、テレビCMを放送する時は広告代理店に相談して提案を出してもらえば良いとは思いますが、

今回は大まかに、どのような視聴者層がどういうテレビ番組を視聴しているのか、ということを、現在放送中のテレビ番組を例に挙げつつお話ししていきたいと思います。

テレビ視聴者の中で最も中心となるコア層が見ている番組とは?

テレビ視聴者の中でも最も多くを占めているのがコア層と呼ばれている層で、これは13〜49歳の男女を指します。

このコア層が見ている番組としては、

  • おかあさんと一緒(NHK Eテレ)
  • アニメおさるのジョージ(NHK Eテレ)
  • ポケットモンスター(テレビ東京)
  • それいけ!アンパンマン(日本テレビ)
  • プリキュア(テレビ朝日)
  • ドラえもん(テレビ朝日)
  • クレヨンしんちゃん(テレビ朝日)

といった番組が挙げられます。

コア層の年代の中にも入る子育て世代が、子供と一緒に家族でテレビ番組を見ているということがよくわかるかと思います。

国民的アニメとも言える、長く愛されているアニメがびっしり、というイメージですね。

特に子育てをしながら子供と一緒にテレビ番組を見ている視聴者は、毎週同じ番組を見る、という視聴習慣がついている人が多いでしょう。

コア層にアプローチをするのであれば、スポットCMよりもタイムCMの方がより効果的にアプローチすることができるかもしれません。

関連記事:テレビCMの種類!スポットにタイムにSAS、それ以外のやり方も

テレビ離れをしている若年層が見ている番組は?

最近テレビ離れをしていると言われている10代〜20代の若年層には音楽番組、バラエティ番組が人気です。

  • ミュージックステーション(テレビ朝日)
  • しゃべくり007(日本テレビ)
  • 僕のヒーローアカデミア(日本テレビ)
  • MUSICBLOOD(日本テレビ)
  • 1億3000万人のSHOWチャンネル
  • VS魂(フジテレビ)
  • CDTVライブ!ライブ!(TBS)
  • マツコ会議
  • ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!

などなど。

先ほどご紹介したコア層とは視聴している番組が全く異なることがよくわかると思います。

音楽番組は一時期に比べるとかなり本数が減りましたし、現在の日本の音楽業界は、時代とともに大きく変化していると思います。

いわゆる「みんなが知っている音楽」ではなく、それぞれの趣味嗜好で聴く音楽が増え、より好みが細分化されています。

そんな中でも若い世代に音楽番組は見られている、ということなんですね。

関連記事:コア視聴率とは?変わる視聴率計測と番組作りの方針

特にテレビをよく見ている人が好きな番組

テレビをよく見ている人はどのような番組を見ているのでしょうか。

見られている番組は、以下のような番組です。

  • 情報ライブ ミヤネ屋(日本テレビ)
  • ヒルナンデス!
  • news every.
  • 路線バスで寄り道の旅

よくテレビを見ている人には、飛び抜けてミヤネ屋が人気でした。

長くテレビを点けている人は、ミヤネ屋やヒルナンデス!のような情報番組を見ている、ということですね。

これはあまりテレビ全体としての視聴率が高くない昼間の時間帯にやっている番組です。

主婦層や高齢者層がこの視聴者層に当たるのかなと思います。

関連記事:主婦をターゲットにしたCMはどのようにやったらいい?

テレビをあまり見ない人が見ている番組

テレビを普段からあまり見ない層が見ている番組としては、

  • TBS系深夜アニメ
  • テレビ東京系深夜アニメ
  • 乃木坂工事中
  • 日向坂で会いましょう
  • ゴッドタン
  • 機界戦隊ゼンカイジャー
  • 仮面ライダーセイバー

といったものが挙がりました。

普段から日常的にテレビ番組を見ない層だからこそ、「この番組だけは見たい」という能動的な意思を持って見ている番組が多いなと思います。

深夜アニメ枠やアイドル番組、ニチアサ枠と言われる戦隊モノ・ライダー系など、自分の趣味の延長としてある番組が人気ですね。

ながら見よりも専念視聴傾向が強いので、ターゲット層があえば、効率よくCMを放送できるところでもあるなと思います。

関連記事:テレビ視聴率の測り方について、広告代理店が解説!

今回は普段テレビを見る人見ない人を軸に視聴者層を分けて、どのようなテレビ番組が見られいるかということを解説してみました。

テレビ番組に視聴傾向はエリアやテレビ局によっても異なるものですので、テレビCMを出稿する時はある程度条件が決まった上で、こういった視聴傾向なども探りつつ放送枠を決めていければ良いかなと思います。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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