テレビ業界へ就職を考えている人は、面接の時に志望動機を聞かれると思います。
それに対してどんな答えを用意しておけばいいかな?と悩むでしょう。
実際テレビ業界に就職した人達はどのようなきっかけや思いで就職をしたのでしょうか?
弊社ライズプランニングの面接時によく聞く、テレビ業界に就職したいと思ったきっかけについて、実際のテレビ業界の仕事内容も踏まえつつご紹介していきたいと思います。
テレビが好き
やはり一番よく聞かれるテレビ業界に就職したいと思ったきっかけは「テレビが好き」という理由です。
特に小さい頃からテレビっ子でテレビをよく見ていたという理由はよく聞きます。
面接で志望理由を聞かれた際はもっと面接官の記憶に残るような変わった理由を話した方が良いのではないか、と思う方もいるかもしれませんが
好きという気持ちで仕事を選ぶというのはとても素敵なことだと思います。
より具体的な思いを伝えるために、どのような番組を見ていたのか、どうしてその会社を選ぼうと思ったのかということを考えておくと良いでしょう。
例えば、テレビ番組が好きだったという話をしても
バラエティ番組が好きだったのにドラマを制作している制作会社を受けて「(バラエティ番組名)が好きでした!」という話をしても「どうしてこの会社を受けたんだろう?」と面接官は思ってしまうと思います。
テレビ制作の現場というのはどのような番組を制作するかによって仕事内容が大きく変わってきます。
「テレビが好き」というところがきっかけというのは全く問題ないので、そこから
- どのようなジャンルの番組が好きなのか?
- その番組を作っているのはどんなプロデューサーやディレクターなのか?
- 番組を作っている制作会社はどこなのか?
- テレビ番組のどういうところが好きなのか?
というようなことを考えて、好きという気持ちをもっと深掘りしていくようにしましょう。
そうすることによっておのずとどのような会社を受ければ良いのかということも分かってくるかと思います。
関連記事:テレビ番組制作会社への就職!どんな会社が自分に合ってる?
芸能人に会いたい
こんな理由でテレビ業界を志望するのは良くないのではないかと思うかもしれませんが、実は芸能人に会いたい、芸能人と一緒に仕事をしたい、というような理由でテレビ業界に就職したいと思う人はたくさんいるものです。
もちろんそういった理由で、今も番組制作に携わっている人はたくさんいます。
賛否はあるかもしれませんが、私個人的にはこの理由も決して悪くないものだと思っています。
誰しも憧れの人がいて、その憧れの人と一緒に仕事をするのが夢というのはよくある話でしょう。
自分が好きな人と一緒に働くことをとても大切なことです。
ただし気をつけたいのは、あくまでそれは仕事だ、ということ。
仕事して関係を持つ以上、芸能人とファンという距離感ではいられません。
仕事を一緒にしているからといって、一緒に写真を撮ってもらったりサインを書いてもらったりすることもできません。
テレビ業界に就職することが決まったスタッフには、まずはじめにそういったガイダンスを行います。
仕事だと割り切って目の前の作業をきちんとこなすことができないと、仕事を続けていくことはできません。
関連記事:芸能人に会いたいからテレビ関係の仕事を目指す人も多い。
テレビ制作の現場を見たことがある
番組のスタジオ観覧に行ったり、自分の知り合いがテレビ業界で働いているなどの関係で、番組制作の現場を見たことがあって、テレビ業界に興味を持ったという人もいます。
テレビ番組というのは、普段家で見ているのと実際の収録では大きな違いがあるものです。
いくつものカメラで収録を行い、その中で面白いと思った部分のみを切り出して見やすい形にして番組にしています。
実際の収録ではテロップも出ませんし効果もありません。
そんな番組収録を番組制作のイメージは大きく変わると思います。
その熱量に魅了されてテレビ業界に就職したいと思う人もいるんですね。
テレビ局のホームページを見てみると番組のスタジオ観覧の募集をしていたり、エキストラの募集をしていることがあります。
将来、テレビ業界に就職を考えている人は一度そう言った現場を覗いてみるのも良いかもしれません。
弊社ライズプランニングでは学生の方向けに実際に番組制作の現場で働いていただくアルバイトも募集しております。
実際にこういったアルバイトを経験してテレビ業界に就職する人もいます。
華やかな仕事がしたかった
テレビ業界は外から見るととても華やかな業界に見えると思います。
華やかな仕事がしたいというわけでテレビ業界に就職を決める人もいます。
ただテレビ制作スタッフに関してはあまり華やかな仕事とは言えません。
確かに芸能人と一緒に仕事をすることもありますが、特に新人のアシスタントディレクター自体は仕事の9割が裏方の仕事だと思った方が良いです。
実はデスク仕事も多いです。
実際に働き始めてみて少し違うなと思うこともあるかもしれません。
華やかであることを求めるのであればアナウンサー職などの方がいいかもしれないです。
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