今回は2021年12月に中途で入社し、働き始めて半年が経過した女性AD・佐藤さん（仮名）に、お仕事についてインタビューをさせていただきました！
未経験で中途採用、ということもよくあるんですよ〜！
佐藤さんは前職は呉服店で販売員をされていたそうです。
優しく温和な印象にピッタリ…！
中途入社でテレビ業界に入ってみて、どんなことを感じながらお仕事をされているのかインタビューさせていただきました。
中途入社でテレビ業界のイメージについて
ではさっそく〜！
テレビ業界で働く前はテレビ業界ってどんなイメージでしたか？
テレビ業界不規則なイメージで、働くまでは不安に感じてたことはありましたが、新たなことをやりたくてチャレンジしてみました。
なにごとも新しいチャレンジには不安がありますよね〜
初めてのテレビ業界、働いてみてどうですか？
私は報道番組に出向しているのですが…まず、覚えることが多いです…！
あとはご時世的にスタッフの方も演者の方もマスクをしていているので、名前と顔を覚える、一致させるのが大変でした。
入った当初は覚えることが多くてついていけないって思った事もありましたが、なんとか頑張って今、６カ月目ですが、余裕が出来てきてやっと楽しめてきた感じです。
弊社ライズプランニングは報道・情報番組がメインのテレビ局出向型番組制作会社です。
どうしても新型コロナウイルスの影響で、業務中はマスク必須になっており、「顔を覚えられない」という話はよく聞きますね。
新しく現場に入られる方も本当にこの部分は大変だと思います。
関連記事：テレビ業界はコロナでどう変わった？テレワークはしてるの？
番組はどんな体制で作られているの？
今の番組の体制を教えてください！
曜日担当制で1曜日を担当します。
1曜日あたりディレクターが2人～3人、ADが2人体制で回しています。
生放送の番組なので、OAで人が足りないときは他の曜日班からヘルプで入ってもらうこともあります。
帯番組といって、月曜日から金曜日まで平日毎日同じ時間帯に放送をしているような番組は、
視聴者から見ると全て同じ番組の型に見えるのですが、実はスタッフは1曜日ごとに違う、というのが一般的です。
曜日それぞれの担当者がいるんですね。
テレビ番組では取材や編集なども必要になりますので、毎日の放送を同じスタッフが担当する、というのは物理的に難しいのです。
放送されている時間以外でのお仕事がたくさんあるんですよね。
関連記事：朝の情報番組はどうやって制作されている？制作会社が解説！
テレビ業界で働いてみて
テレビ業界で働いてからテレビの見方は変わりましたか？
報道番組に就いていることもあって、前よりニュースを見るようになりました！
自分がOAで扱う内容は他のメディアで扱うこともあり、注意してみるようにもなりました。
あとは、働いている局の他番組を見ることが増えましたね。
これはよくADさんから聞くお話です。
やはり自分が制作に携わっていると、テレビ番組の見方が全然変わるようです。
ADのうちから企画案を提出することがあるような現場もありますし、番組の構成の方にも意識が向きやすくなるのでしょう。
関連記事：テレビ番組の企画は誰が出して、どうやって決まるの？
これからやってみたいこと・頑張っていきたいこと
これからやってみたいこと・頑張っていきたいことはありますか？
今はディレクターや同じADさんに助けてもらってることがあるので、無くしていきたいです。
今は報道番組だけど、違う番組をやってみたいというのもあります。
ジャンルは絞っていないですが、音楽系の番組…クラシック音楽などでも良いですね。
テレビ業界で働きたいと思ったけど、どういうジャンルの番組が自分に合っているのかわからない、という方に、
まずは情報・放送番組で働いてみることをおすすめしています。
特に情報番組では、アーティストやお笑い芸人さんなど、今旬の人がゲストで来てくださったりすることもあり、
音楽番組のミニ版、バラエティのミニ版、のような経験をすることができるのです。
関連記事：テレビ番組制作会社に入るなら、最初は報道か情報番組がいい理由
仕事で悩んでること
お仕事をする上で悩んでいることはありますか？
本当に役に立っているのか、放送が来るたびに考えます…
ディレクターからは成長しているとは言われるのですが…転職だから期待に応えられているかを考えてしまいますね。
ちなみにご家族に番組観てもらいました？？
…みてくれたようです。
面白いね！と言ってもらえました。笑
制作に携わるようになって、家族に番組を見てもらった、という声はよく聞きます。
エンディングロールに名前が載って嬉しい、という声も多いですね。
関連記事：ADさんにインタビュー！まずは自分から何かしてあげる
テレビ業界を目指す方へアドバイス
それではこれからテレビ業界を目指す方へアドバイスをお願いします！
私、そういうの一番苦手なんですよ～んー…
やる気だけあればなんとかなる業界なので、やりたいこと・熱意を伝えればいいと思います！笑
やりたい！という気持ちは何よりも大切ですよね。
佐藤さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました！
お仕事がんばってください！
関連記事：アシスタントディレクターの仕事をして成長したこと、嬉しかったことをインタビュー！
