テレビ業界の裏話 PR

情報番組、報道番組を作る制作会社の特徴

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弊社ライズプランニングはテレビ局出向型の番組制作会社です。

主に情報番組、報道番組の制作を扱っています。

就活生の方からよく質問を受ける部分でもあるのですが、どのような番組を制作するかによって制作スタッフの仕事というのは大きく異なってくるものです。

自分が作ってみたいと思うジャンルの番組を作っている番組制作会社に就職した方が良いでしょう。

そこで今回は情報番組や報道番組を制作している制作会社の場合、どのような特徴があるのかということを解説してみたいと思います。

生放送が多い

まず情報番組や報道番組は生放送が多いというのが特徴です。

バラエティ番組やドラマなどは撮影をして編集をしてそれを放送するという流れになりますが、生放送の場合はスタジオなどにスタッフも演者も集結して、そこで起こっていることをそのままリアルタイムで放送します。

つまり制作段階で最も時間がかかると言っても過言ではない編集の部分がありません。これが一番の特徴と言えると思います。

例えばバラエティ番組の場合は、演者さんの都合がなかなかつかないということも多いので、1日に3本撮りや4本撮りを行うことも多いです。

つまり3週間分や4週間分を1日で撮ってしまうということですね。

1日収録をしたらそれ以外はずっと編集、というようなスケジュール感で動きますので、ものすごくハードな一日があって、そこからはずっとこもり作業、みたいなのがバラエティ番組制作のイメージです。

それに対して情報番組や報道番組は生放送であり、ワイド番組になれば月曜日から金曜日まで毎日放送があるという番組も多いです。

毎日のようにオンエアがあるというのが生放送番組の特徴です。

オンエアを積み重ねていくことができるのでそれだけ経験値が早くたまるというのもあるでしょう。

成長しやすい現場であるというメリットがあります。

関連記事:情報番組のADの仕事!他の番組とはどういうところが違う?新卒でADになって半年!仕事はどう?インタビューしてみました!

色々な経験ができる

テレビ業界が未経験で将来的にまだどんな仕事をしたいのか具体的に見えてきていないという人には特に情報番組や報道番組に最初に入ってほしいなと考えています。

というのも情報番組や報道番組というのは色々な経験ができる番組でもあるからです。

基本的にはスタジオでの生放送という形になりますが、情報番組であればコーナーなどでロケに行ったりして、撮影して編集してVを納品しておくということも多々あります。

つまりメインは生放送だけれど収録ものもちゃんと経験することができるのです。

それ以外にも情報番組だったらスタジオにドラマの俳優さんがゲストで来てくれたり、今旬の芸人さんがスタジオでネタを披露してくれたり、流行りのアーティストがスタジオに来て曲を披露してくれたり、といったことが日常的に行われています。

ドラマに出ている俳優さんとお仕事をすることができるし、芸人さんのネタを放送するということもできるし、音楽に携わる放送もすることができるんです。

特に音楽なんかは機材も多くなって入出力のことを考えなくてはいけないですし、カメラワークも重要になってきますので、ノウハウがないとできない仕事でもあります。

それを経験したことによって「やっぱり音楽番組を作りたい」と思って進路を変えるという人もいます。

番組の中で色々な経験ができるというのが情報番組の良さだと思うのです。

そういった経験を通して、テレビ業界の中で自分がどのような仕事をしていきたいのかということを考えていくのがおすすめです。

関連記事:テレビ番組制作会社に入るなら、最初は報道か情報番組がいい理由

休みをしっかり取れる

生放送が多い情報番組や報道番組の制作現場では、スケジュールの見通しが立てやすいというメリットがあります。

生放送の場合は放送時間がしっかりと決まっているので、それまでに準備をして放送が終わったら片付けをして簡単な反省会をして終わりという形になります。

それに対してバラエティ番組の場合はかなり直前までスケジュールが見えず、いつ収録になるかわからないという状態が多いです。

そうすると少し日程が先のものに関しては休みを取れるかどうかがわからないのでスケジュールを立てられないということがあります。

スケジュールが見えやすい分、休みもしっかり取ることができるというのが生放送の良さです。

最近は働き方改革の影響もあり、特にテレビ局内で働いているADさんに関してはきちんと休みを取れているかどうかのチェックが厳しくて、残っていても「早く帰りなさい」と言われることが多いみたいです。

関連記事:ADの働き方改革によって変わったこととその影響

出世しやすい

特に情報番組や報道番組の場合は毎日オンエアがあるというのもあり、ADがディレクター業務を兼任していることも多いです。

小さなコーナーも多いので、慣れてきた頃にはADにもディレクターのような仕事を任せてもらえることが多く、コーナーを担当させてもらうということもあります。

そういった意味でADからディレクターに早くなることができるという特徴があります。

とにかく早くディレクターになりたいと考えている人は、情報番組や報道番組から入ってみるといいかもしれません。

今回は情報番組と報道番組の特徴についてお話ししてみました。

自分が作ってみたいという番組を作っている制作会社に就職するのが一番ですので、色々な制作会社を比較検討してみてください。

自分が実際に面接に行って話をしてみて雰囲気が合いそうだなと思うところを選んでみるのがおすすめです。

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長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。


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