テレビ業界の裏話 PR

映像業界で独立したい人へ、技術が身に付くテレビ業界

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今の時代は若いうちから

  • 独立したい
  • 起業したい
  • フリーで働きたい

という希望を持つ人が多いと思います。

 

そこで今回はテレビ業界で映像制作の技術を身に付けたい人のために

どんな技術が身に付くのか、また独立するならどんな方法があるのかについて書いてみます。

 

テレビ業界で身につく技術

 

テレビ業界の番組制作現場に入れば、

映像制作、中でもプロの編集技術を身に付けることができると考える人は多いと思います。

 

確かに編集技術というのは、伝えたいことをわかりやすく伝えるために、上を見ればきりがない技術で

プロならではの見せ方や技術があります。

 

テレビ番組を作っているスタッフ達は、編集については直しても直しても納得することはなく、必ず「ここをこうすれば良かった」と後から思うものですが、

だからこそその思いが「次はもっと良いものを作ろう」「技術を磨こう」と思う原動力にもなっているようです。

 

ただ、実際に番組制作に携わった人なら誰でも感じることですが、

番組制作において編集技術というのは実はほんの一部に過ぎず、

それ以外に必要な技術が多くあります。

 

ロケに行くなら事前にロケハンをして場所を確認しなければいけませんし、適切な場所を探ことも技術の一つです。

 

公共の場所を使う場合には許可申請も必要です。

 

ロケも大掛かりなものと小さなロケでは必要な機材も異なりますから、機材の種類についても知っておかなければいけませんし、

これは一日で理解できるものでもないと思います。

 

もしお店を取材するのであれば取材先への、交渉技術も必要になってきます。

 

大抵の場合、進行表に沿って番組を進めたりロケを進めたりしていきますが、

ドラマやドキュメンタリーものになれば、そのほかに台本作家や構成作家が書いた台本も必要になってきます。

 

このように番組ごとにシチュエーションが異なるため用意するものや、事前に用意しておかなければならないことも多岐にわたり、

実際にやることが多くて、番組を作る技術というのはとても複雑で面倒なものなのです。

 

生放送も収録物も、出演者をはじめ関係者が一堂に集まって、

決められた時間内に問題なく撮影を進めるためには事前の準備はとても大変なんですね。

 

また撮影後も編集において、「使ってはいけない映像が入っていないか」「著作権は大丈夫か」など細かいチェックも必要で

 

それらの技術はやってみないとわからないような、まさに職人さん的な技術なわけです。

 

特にテレビは放送法にのっとった厳しいチェックがありますから、

YouTubeはもちろんのこと、どんな媒体に出しても問題ない映像を作る技術を身に付けることができるのが大きいと思います。

関連記事:テレビ番組制作をする時に知っておきたい著作権について。

 

映像業界で独立するならどんな形?

 

ではテレビ業界である程度技術を磨いた人が

映像の業界で独立するとしたらどんな形があるのでしょうか。

 

フリーのディレクターとして独立する

 

ディレクターとしてある程度の技術を持った人の中には、所属会社を離れ、フリーランスとして独立することを選ぶ人がいます。

 

制作会社などが番組を作るスタッフの一人として番組を作り、

一本いくら、

もしくは2クール、1年などどいった決められた期間の契約で番組を制作します。

 

契約期間が終わる、もしくは番組自体が終われば別の番組にいくか

または時間的に可能であれば別の番組を掛け持ちして、複数の番組のディレクターをするという働き方です。

 

これがフリーのディレクターとして独立する、ということです。

 

そんなフリーのディレクターになる人は腕に覚えのある人が多く、また得意分野がある人が多いです。

 

バラエティ畑でずっときたので、バラエティ現場ならどこでもだいたい大丈夫、とか

情報番組でずっとやってきたので、生番組も大丈夫、情報系なら得意、とか

報道番組をやってきたので、報道系をやりたい、など。

 

また、そのほか教育番組を中心にやってきたとか、ドラマ畑でずっとやってきたなど

得意分野がある人が多いですね。

 

生番組と完パケ番組は大きく異なるので、

完パケ番組しかやったことがないと、独立した後に急にディレクターとして生番組に入るのはおそらく厳しいと思いますが、

情報番組などの生番組を歩いてきた人は、ほとんどの情報番組には収録物も含まれるため

完パケ番組も大丈夫なことが多いです。

 

ただし、純粋に報道だけをやって来た人は、なかなかいきなり完パケ物に移るのは難しく、

中でも報道畑からいきなりバラエティへということはあまりないと思います。

 

独立してフリーでやっていこうと思うディレクターの場合、やりたい番組、やりたい仕事が比較的はっきりしている傾向があるので、

自分が求めるものを探して仕事を選んでいく傾向がありますし、金額交渉もきっちりとできることが重要だと思います。

関連記事:フリーランスのディレクターやテレビスタッフのお給料について知っておきたいこと

 

起業して制作を請け負う

 

ある程度技術がつくと独立して起業したいと考える人もいます。

 

その場合は受ける仕事は主に完パケ物の制作になると思います。

 

ただし、テレビの仕事をしていたからテレビだけというわけではなく、

たとえば、

  • 企業のPR映像
  • 学習塾の教材映像
  • ネット用の映像
  • CM映像
  • ブライダル用の映像

など

応用できる分野が多数あります。

 

会社を作るからと言って、番組を作るために必要なスタッフを全て抱える必要はなく、

映像制作に応じて必要な人材をそのたびに集めてお願いするという方式も可能です。

 

建物を作るときの工務店のようなイメージですね。

 

場合によってはディレクターも他の人に頼むことができますし、

要は番組を作るための人材を集めることができるかどうかでしょう。

 

また独立して起業した場合は、会社を認知してもらわなければいけませんから、

広告方法や営業も重要になってくるので、

ただ映像を作るだけではなくなります。

 

やることも増えますが、やりがいはあるでしょう。

 

かつてテレビが絶頂期だったころは、制作会社が数多く乱立しましたが、

消えていった会社が多いのも事実です。

関連記事:番組制作会社とCM制作会社の違い

 

独立して企業するのか、フリーとして活躍するのか、方法は違っても

自分の技術があっての業界です。

 

まずはテレビの現場で技術を十分に磨くことができるかどうかが重要かもしれません。

テレビ業界で映像を作った経験があれば、権利的な知識も身についていますし

応用できる映像の仕事はたくさんあると思います。

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ぺんくり編集部
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