企業サイトの動画を素人が作るデメリットとプロが制作する流れ
飲食店や会社だけではなく様々な企業で、自社の公式サイトに動画をのせるのがスタンダードになってきました。
公式サイトにのせる程度であれば、スマホやインスタントカメラで撮影できますし、フリーの編集ソフトもありますので、
撮影や編集が得意な身内やスタッフがいれば、お願いして動画を作ってもらう、という方も多いでしょう。
店内をパノラマ撮影したり、店内のインテリアやしつらえを印象的に撮影して10秒程度のせたいのであれば、知り合いに頼むのもいいかもしれません。
しかし、身内の素人に頼むことで生じてくるデメリットもあります。
素人が動画制作をするデメリット
身近の人に頼んだ場合、そのあと起こりがちなことを並べてみました。
- 引き受けてくれたはいいけど、いっこうに撮影に来てくれない。
- いつ仕上げてくれるかわからない。
- 内輪の撮影のためか、撮影を面倒がる、撮影される人がリラックスしすぎてしまう。
- お礼の金額をいくらにしていいかわからない
- 出来上がったはいいけど、思っていたイメージではなかった。
- 修正してほしいけど、頼みづらい
- 映像加工をしすぎて、現実とは別のものになってしまった
- 映像のなかに、イラストや画像、音楽を入れてくれたが、許諾を取っているかどうかわからず、そのまま公開できるのか判断できない。
- 公式の全体イメージに映像が馴染んでいない
身近な人に頼むときは、気を使ってしまって、面倒がつきまとうかもしれません。
業者に頼むと、そうしたわずらわしさを回避できます。
また下記のような要望がある場合は、専門の会社のほうがいいかもしれません。
- オーナーやスタッフの生の声を映像に盛り込みたいとき
- ホームページを見ている人にもっと関心をもってもらいたいとき
- テーマ性やストーリー性のある映像をつくりたいとき
- 競合の店や会社と差別化をしたいとき
映像制作会社で動画を制作する時の流れ
映像制作会社に頼んで公式サイト用の動画を制作する際の大まかな流れは、
- 打ち合わせ
- ロケハン
- ロケ(撮影)
- 編集
- プレビュー
- 修正
- 納品
このような流れになります。
では、それぞれどんな作業なのか、説明していきます。
①打ち合わせ
打ち合わせにはプロデューサーもしくはディレクターが来ます。
プロデューサー兼ディレクターと両方兼ねている人かもしれません。
名刺には、どちらか、あるいは両方の肩書が書かれています。
打ち合せで、プロデューサーやディレクターは、クライアントさんについて、学んでいきます。
あらかじめ資料などを渡しておけば、ある程度の情報をインプットしてから打ち合わせにのぞめます。
できる限りの情報を提供していただけると、映像にどんな情報を盛り込めばいいのか発想の手助けになります。
作り手サイドに、情報をインプットするのが、クライアントさんの役目になります。
そしてアウトプットするのは、制作会社とイメージしてくださればいいでしょう。
打合せでは
- どんな目的で映像をつくるのか
- どんな人に見てもらいたいのか
- 映像でどんな展開をのぞんでいるのか
- いつまでに映像がほしいのか
- 予算はどれくらいを考えているのか
- 「どこを・何を・誰を」撮影してほしいのか
などを確認していきます。
そして映像会社は、映像のプランとともに、見積りやスケジュールをたてていきます。
打ち合わせは、2時間程度を見ておけば良いと思います。
関連記事:動画制作の料金はどのようにして決まるのか。その予算の立て方。
②ロケハン
映像プランができあがると、それをもとに、現場を見せていただきます。
- どんな場所を撮影するのか?
- 何を撮影するのか?
- 誰を撮影するのか?
大きくは以上の3つです。
場所を確認するというのは、細かく言うと、
- 場所が広いのか、狭いのか?
- 明るいのか、暗いのか?
- 外光がはいるのか、照明の明かりなのか?
- 騒がしいところか、静かなところか?
- 人が多いところか、少ないところか?
- おしゃれな空間か、ナチュラルな空間か?
- 原色が多いのか、木目が多いのか?
などをチェックします。
そして、実際に撮影する手はずや機材をイメージしていくのです。
ロケハンすることによって、撮影日のタイムスケジュールを組んだり、スタッフ繰りをしていきます。
③ロケ
ロケは撮影のことです。
ロケにやってくるのは、
- プロデューサー・ディレクター・カメラマンの3人
- プロデューサー兼ディレクターとカメラマンの2人
- プロデューサー兼ディレクター兼カメラマンの1人
です。
一人で全部兼ね備えてできる技量がある人もいます。
そうすると、一人で機材をもってやってきます。
最低人数だと一人。
限られた時間でたくさんの要素を撮らなければならない、という場合は、カメラマンを二人体制にして効率よく撮影していくこともできます。
また照明が特殊なエリアだと、照明専門のスタッフを用意することもありますし、
音をきっちり抑えたい場合は、録音専門のスタッフを用意することもあります。
予算や撮影の内容次第で、1人から5人程度になります。
撮影の料金は、会社によってさまざまです。
打ち合わせのあと、撮影の前に、見積書を出してくれますから、そこで確認してみるといいかと思います。
④編集
撮影してきた映像を、映像プランにのっとって繋いでいきます。
映像をただ繋いだものを「白素材」や「クリーン」と言います。
クライアントさんの希望する長さに近づいたら、一度、チェックしていただきます
その作業を、プレビューといいます。
⑤プレビュー
ある程度繋がったら、途中経過を見ていただきます。
このときに、なんだかもの足りなさを感じるはず。
なぜなら、この時点では、音楽やナレーションが入っていないからです。
字幕やイラストも入っていないかもしれません。
この時点では、まだ動画は仕上がっていないんですね。
全部出来上がってから、修正するのは、非常に手間がかかってしまうため、途中で一度見ていただきます。
途中報告を随時しながら、これまでの作業がOKだったら、次の作業に入る。
そうすればお互いにズレを修正しながら進められるので、後々「こんなはずではなかった…」ということが起こりません。
映像の流れもOK!尺もOK!となったら、
字幕(テロップ)を入れたり、映像加工をしたり、カットとカットのつなぎ目を工夫したりします。
予算がなければ、こうしたところを端折ります。
予算があれば、音楽やナレーションに凝ることができます。
予算がなければ、最小限の人員と手間でつくってもらえばいいのです。
そして、公開してみて、リアクションを見ながら予算をつくって、追加で足してもらえばいいのです。
関連記事:プロが教える動画のコツ、素人との違い
⑥修正
プレビューしてもらったら、直してほしいところやを指摘してください。
映像を見ると、あれもこれもと欲が出て来ます。
かなえられるものもありますし、無理なこともありますが、臆せずに言ってみてください。
プレビューは、たいてい2回程度です。
1回目は内容や流れの確認、修正ポイントの確認です。
2回目では、どうしてもこうしてほしい!ということがあれば、納品スケジュールの変更がおきたり、予算がいくらかプラスになることがあります。
音楽やナレーションは、オプションになっている場合が多いです。
プランの中に、音楽やナレーションが込みなのか別なのか、必ず確認しておきましょう。
⑦納品
データで納品なのか、DVDやUSBやSDカードなどのメディアで納品なのかは、クライアント側で指定できます。
何で納品してもらえばわからない場合は、公式サイトで使いたいとか、YouTubeで使いたいなど、最初に用途をご相談していただければ、対応できます。
映像制作会社の探し方
例えば、検索ワードで、
「映像制作」「見積もり」などで、検索すると、一括見積サービスが出てきたりします。
一括見積サービスで見積もりを取ると、見積もりの幅があって、どう選んでいいかわからない、という相談を受けます。
その場合は、金額の安いところを選ぶよりは、
見積書がわかりやすいところを選ぶのがいいと思います。
金額は作業量に比例します。
見積書にはどのくらいの作業量なのかが記載されていると、信頼性があるかと思います。
関連記事:企業が作った動画が炎上しないために制作の時点で気をつけるべきこと
映像制作は弊社でも承っております。
普段はテレビ番組の映像制作を行なっており、ドキュメンタリー番組なども長く手がけてきた実績がございますので
企業様の公式サイトの動画などはお任せください。
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