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高齢者向けにテレビCMをやる時はどんな戦略がある?

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2007年にはすでに超高齢社会となった日本ですが、

2020年には女性の過半数が50歳以上になる予定です。

 

そんな超高齢社会の日本ではこれからますます高齢者向けのサービスや商品が登場し、

いろいろなものが高齢者を中心に考えて作られるようになっていくでしょう。

 

そんな中で、高齢者向けにテレビCMをする場合はどんな戦略があるのか?

広告代理店である弊社ライズアドバートが紹介していきたいと思います。

 

高齢者向けのテレビCMをする地域

 

高齢化率ランキングから地域を絞る

 

人口に対して高齢者の割合が高い都道府県をまとめた高齢化率ランキング(国勢調査に基づく)では、

  1. 秋田県
  2. 高知県
  3. 島根県
  4. 山口県
  5. 徳島県
  6. 和歌山県
  7. 山形県
  8. 愛媛県
  9. 富山県
  10. 大分県

というようなランキングになっています。

これはあくまで人口に対する高齢者の比率で算出しているものですので、よりたくさんの人にリーチさせるためには総人口が多いところを狙った方がいいですね。

この中で人口が100万人を超えているのは、

  • 秋田県
  • 山口県
  • 山形県
  • 愛媛県
  • 富山県
  • 大分県

です。

そこまで人口が密集している県ではないので、これらの県であればだいたい50万円ほどからテレビCMを放送してみることができます。

 

もちろんテレビCMは1回きりよりも継続的に放送した方が効果は上がりやすいので、

こういった地域で継続的にテレビCMをしていくことで、局地的な知名度を上げていく、という方法があります。

関連記事:地方でCMをやる場合は予算はいくらくらい?

 

お試し地域としての北海道

 

上記に紹介したランキングの中で20位にランクインしている北海道は人口が500万人を超えています。

そして北海道でテレビCMをすれば道内全域に放送することができるので500万人以上にリーチさせることができるんですね。

 

CMのお試しでもよく使われる地域です。

最初はだいたい100万円〜150万円くらいを目安に出稿する企業様が多い地域で、

高齢者向けのサービスや物をCMするには適している地域と言えるでしょう。

 

この規模のテレビCMを放送することができる割に値段が安くてお得なエリアとも言えます。

 

ただし、寒い地域ではありますので合うもの合わないものはあります。

商品やサービスの特性と合わせて考えた方が良いでしょう。

関連記事:北海道でテレビCMをするなら予算はどれくらい?向いてる商材は?

 

高齢者が見ているチャンネル

 

高齢者は特に会社に勤めたり学校に通ったりという用事がないので、比較的視聴率が落ちる時間帯でもテレビを見ています。

 

テレビで趣味のチャンネルを見ている人も多く、CS放送の将棋やゴルフといった専門チャンネルを契約している人もいますので、

ターゲット層がある程度絞れている商材なのであれば、こういった専門チャンネルに流してみるのもいいかもしれません。

 

全体の視聴率としては地上波番組よりも落ちてしまいますが、その分CM出稿料金が安くなるので試してみる価値はあると思います。

関連記事:CS放送でCMをする効果

 

高齢者はテレビ依存度が高い

 

高齢者は一日中テレビを付けっぱなしにしていることが多いです。

70代は1日に6時間以上テレビを見る、というデータもでています。

 

さらに、世の中の情報を知るのにテレビから情報を得る、という高齢者は多く、

他のメディアに比べるとテレビメディアへの依存度が高いのが特徴です。

 

最近ではインターネット広告の市場がどんどん大きくなってきていますが、ネットの広告は誰でも出稿できるので、やはりネットの広告よりもテレビCMの方が信頼できると思っている人は多いです。

実際テレビCMというのは考査があって、きちんとした企業、きちんとした内容のCMしかCM放送をすることができないようになっています。

 

もちろん出稿費用も他のメディアに比べると高いイメージがあるかもしれませんが、だからこその信頼という効果があるんですね。

ただ上記に少し例を挙げましたが、意外と地方でのCMなんかはそこまで費用はかからないので、「テレビCMを放送した」という実績づくりのために放映をしてみるのもいいかもしれません。

関連記事:テレビCMの効果には「信頼」もある

 

首都圏の高齢者

 

テレビCMといったら、

  • 関東
  • 関西
  • 中京

あたりの人口の多い地域で最終的に放送してみたい!という企業様も多いと思います。

ただ首都圏は若い人が集まりやすいので、高齢者比率で言えば下位にランクインしています。

 

とはいえ、そもそもの人口が多いですし、都会の高齢者向けのサービス、というのも多くなってきてるので都心部での高齢者向けCMは効果も出やすいとも言えるでしょう。

 

料金的には人口にほぼ比例する形で金額が上がっていきますので、なるべく予算を抑えて都心部でCMを放送したい場合は独立局を使ってみてもいいかもしれません。

独立局の場合、広域圏となってしまう都心部エリアの中の狭い範囲に放送をすることができるので料金的にもかなりリーズナブルです。

関連記事:CMの出稿金額目安を地域別に紹介します

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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