宣伝広告をして商材を売りたい、社名をもっと浸透させたい、といった思いがある時、
「どうやったらいいのかがわからない」という人はたくさんいると思います。
当たり前だと思います。
だって商材を作ったり、会社を運営していくことがメインのお仕事ですから。
だから宣伝広告の仕方や、広告メディアの種類については詳しくない人が多く、宣伝さえうまくいけば爆発的に売れるだろう商材やサービスを抱えている会社ってたくさんあると思うんです。
正しいメディアを選んで、宣伝を効果的に行っていくために、今回は宣伝をするにあたってどんな宣伝方法、宣伝の種類があるのか?
その広告メディアのメリット・デメリットについて少し考えてみたいと思います。
広告メディアの種類
広告メディアをざっくり挙げてみると…
- チラシ(チラシが宣伝として効果的なのはどんな時?)
- 雑誌(雑誌で広告を出す事って本当に効率的なの?これからの広告を考えてみた。)
- テレビ(CMをする時、対象エリア内テレビ局の比較検討をする方法)
- インターネット
本当におおまかですが、こんなものでしょうか?
それぞれの費用や利用者層を考えながら、どの広告メディアが一番合っているか、ということを考えてみましょう。
関連記事:CM素材の制作、搬入について。放送基準や搬入スケジュールは?
広告メディア、それぞれの特徴
①チラシ広告
昔からある広告の一つがチラシ、ですね。
今回のチラシは新聞に折り込まれいるもので話してみたいと思います。
チラシのターゲット層
新聞を取っている人がターゲット層になります。
しかも新聞を取っていて、なおかつチラシを読む時間がある人です。
現代では新聞をとっている世代は高齢者層ですよね。
インターネットの普及によって若い世代は新聞を読まない人が増えています。
また、新聞を読んでいる中高年の中でさらに新聞だけではなく、チラシにも興味を持てるほどの時間的余裕がある人でないとチラシはそうそう目に入りません。
会社に仕事に行くサラリーマンはチラシの束は家に置いてきてしまうでしょう。
なのでターゲットとなり得るの定年退職後の高齢者層、もしくは主婦層です。
チラシのデメリット
料金
チラシって意外と高いんですね。
印刷代もありますし、それをどれだけの世帯に配るかで値段は大きく変わってきますし、それを新聞に折り込むための費用もかかります。
安い値段でテレビcmを打てるようになったことを考えると、チラシの料金はこれ以上は下がらないでしょうし、考えものです。
チラシ広告にみんなが慣れている
チラシ広告はずっとある宣伝媒体なので、みんながチラシという存在に慣れてしまっています。
チラシの中で競合他社と違う宣伝をする、というのがなかなか難しいですよね。
目に止まることができる広告を作るのがチラシだと難しい部分あるかと思います。
チラシのメリット
チラシの一番のメリットは「手元に保存できる」ということでしょう。
テレビやラジオの広告だと、どうしてもその瞬間しか広告を流すことができません。
でもチラシだとその商品の詳細が書かれた紙、という現物を消費者側がずっと保存することができます。
消費者が商材について検討したい時に手元の資料を何度も確認することができる、というのは最大のメリットでしょう。
②雑誌広告
雑誌のターゲット層
雑誌に関してはそもそもその掲載する雑誌自体がターゲット層をある程度想定して作られている場合が多いです。
つまり広告を打ちたいターゲット層が決まっているなら、同じようなターゲット層を狙っている雑誌に広告を出せばいい、ということです。
雑誌広告のメリット
まず雑誌、というメディア自体が細分化されていることによってより狙って絞られたターゲット層に広告を打つことができます。
狙っているターゲット層のマッチングがしやすいんですね。
雑誌広告のデメリット
雑誌広告のデメリットとしてはやはり浸透率が低い、ということでしょうか。
万人向けに作られている雑誌が少ないので、狙ったターゲット層がかなり絞られている時は有効ですが、新規顧客を開拓したい時は雑誌広告では難しいかもしれません。
③テレビ広告
テレビのターゲット層
テレビのターゲットは本当に幅広いです。
だいたいの一般家庭にはテレビがあり、テレビの視聴層は様々ですよね。
新規顧客の参入を狙う場合はうってつけだと思いまあす。
テレビ広告のメリット
地方局から始めて宣伝効果を確かめることができる
テレビcmは実は地方局限定だけにして流すことができたり、時間帯を指定して流すことができたりするんですね。
なので地方局から少しずつ始めてみて、いずれは全国展開、なんてこともできます。
これはライズグループでもご相談頂ける内容です。
詳しくはライズアドバートでご説明しています。
料金が安くなってきている
cm料金の目安はいくら?という記事でも紹介しましたが、今テレビcmの料金はとても安くなってきています。
多くの人がテレビcmは高いだろうと思っていると思うんです。
だからこそ狙い目ですね。
信頼できる
テレビcmをする時ホームページも作りこんだ方がいい理由という記事で話しましたが、特に高齢者層はインターネット広告に対する信頼が薄いんですね。
騙されるんじゃないか、と常に警戒心をもっています。
その点テレビcmは放送局の審査を経て放送されているものですから
そのcmをみたことがある、というだけで多大な安心感が生まれるんです。
④インターネット広告
インターネットの台頭によって広告業界は大きく様変わりしました。
今や多くの人がインターネットともに生活を共にしています。
インターネット広告のターゲット層
インターネット広告の主なターゲット層は若年層〜中年層でしょう。
日常的にインターネットに触れている層がターゲットになります。
インターネット広告のメリット
消費活動が容易
インターネット広告の一番のメリットはやはり消費者にとって「手軽」で「早い」というところでしょう。
気になった商品をワンクリックで購入して、それが自宅に届くようになりました。
なので特にインターネット上で売買が可能な商材を扱っている会社はインターネット広告は大いに有益だと思います。
拡散力
特にインターネット上のSNS系での拡散力はどのメディア広告にも負けないでしょう。
奇抜な広告ができるとこういったSNSで話題になってどんどんそれが「面白い」と拡散されるようになります。
メディアって種類が多くて迷いますよね
ざっくりとですが、現在考えるメディアについて大まかに考えてみました。
広告を出したい!といった時にどのメディアを選択するのかはまず、どんなターゲット層に向けて発信したいのか、というところから考えると近道になるかもしれません。
メディアにも種類があって、それぞれのいいところ悪いところがあります。年間の広告予算も会社によって違うはず。
数十億円規模で広告を出しているような、
- ニトリ
- コカコーラ
- 楽天カード
等のような会社だけではないのです。広告予算に応じて、使い分けていく必要もありますね。
弊社にお問い合わせいただく会社様も「数十万円」という規模から「数億円」の規模まで多種多様。
そういったメディアの特徴と商材の特徴がマッチするように、より効率的に広告を出せるといいですよね。
