CM・広告の仕組み

CMをする時、対象エリア内テレビ局の比較検討をする方法

テレビCMを放送する時に「どのテレビ局でテレビCMを放送したらいいのか」ということを考えなくてはいけません。

 

いきなり全国区でテレビCMをすることは少なくて、

お試しでいくつかの地域を選んでテレビCMをすることが多いです。

 

初めてテレビCMをする場合、

どのような地域を選んだらいいのか、というのはCMをするときの放映地域の決め方という記事で紹介しているのでそちらをご覧ください。

 

今回は、ある程度CM放送地域が選べたあとに

どのテレビ局を選んだらいいのか、ということについて解説していきたいと思います。

 

同じ放送域に複数のテレビ局がある

 

どこでテレビCMを放送するのか、ということが決まったら

その放送域の中でどのテレビ局でテレビCMを放送するのか、ということを決めていかなくてはいけません。

 

例えば放送域がもっとも広いのは関東広域圏ですが、

  • 日本テレビ
  • TBS
  • フジテレビ
  • テレビ朝日
  • テレビ東京

の5局から選ぶことになります。

 

この中から一局だけ選んで放送してもいいですし、

予算を分けて、複数局で放送することもできます。

 

3局選んで、5:3:2、みたいな予算の配分でももちろん大丈夫です。

ですが初めてテレビCMをする場合はどの局にどれくらいの金額をかけたらいいのか、ということがなかなか判断できないものですよね。

関連記事:テレビ局と広告代理店はCMをする時どのようなやりとりをしているの?

 

視聴率で決める

 

やはり一番わかりやすいのは視聴率でテレビ局を決めるやり方です。

 

実は地域によって視聴率の良い局というのは違うもので、

関東だと最近は日テレの次にテレ朝、というような並びになっていますが

広島だと日テレ系列である広島テレビとTBS系列である中国放送が首位争いをしていたり、と

地域差があるものです。

 

これは広告代理店に相談すれば教えてもらえると思うので

視聴率の良い上位3局くらいで相見積もりを出してみると良いかもしれません。

 

もちろん予算が多くある場合はそのエリアの全局で相見積もりをとってみても良いと思います。

 

見積もりをとる時に決めておいた方が良いことは

といった条件です。

関連記事:初めてテレビCMを出稿する時に決めるべきことを広告代理店が解説!

 

相見積もりで見るべきパーコスト

 

スポットCMの場合の放送料はほとんどのテレビ局で「パーコスト」というものを基準にして決めています。

パーコストは「視聴率1パーセントあたりいくらか」という値段です。

 

同じエリアでもテレビ局によってパーコストが違ったりもするので

コストがなるべく安いテレビ局でCMを放送すれば、それだけ本数的には多く放送ができるます。

なのでパーコストを基準にしてテレビ局を選ぶことが多いんですね。

関連記事:CMの費用はパーコストで決まる

 

A単価

 

A単価というのはAタイム(一番視聴率の良い枠)でCMを1本流すのに必要な予算です。

例えばA単価が25万円だとして、予算が100万円だとしたら、

AタイムのCMは4本、ということになります。

 

これはCM総本数のことを指すのではなく、あくまでAタイムに何本流すことができるか、という指標として使われるものです。

 

例えば上記の例で言えば、

予算100万円、A単価25万円の時、全体本数が30本だとして

そのうちのAタイムの本数が4本、ということです。

残りの26本がAタイム以外の枠で流れます。

関連記事:Aタイムって何?テレビCMをする時に知っておきたい用語

 

テレビ局のサービスについて

 

テレビ局にはそれぞれ「サービス」というものがあります。

これはテレビ局で放送を決めてくれたら、これくらいおまけをつけますよ!という内容のことを指します。

 

サービスにもいろいろな種類がありますが、代表的なサービス内容について紹介します。

 

一局使用とシェア率

 

見積もり時に「一局使用の場合○○パーセントサービス」というような文言が出てくることがあります。

これは、エリアの中でそのテレビ局一局のみを使用した場合に割引をしてくれる、という意味です。

 

「30%サービス」と書かれている場合は「30%オフ」という意味ではなく

コストが「÷1.3」となります。

紛らわしいのですが、これが電波料の計算の仕方なので間違えないように注意したいポイントです。

 

また一局使用ではない場合は、シェア率でサービスがつくこともあります。

例えば同じエリアで二つのテレビ局を使用し、それぞれ100万円ずつ予算を割いた場合、

エリア予算は200万円で、それぞれの局のシェア率は50%ということになります。

 

これも見積もり時に

「シェア率〇〇%以上で〇〇%サービス」

というような書かれ方をして出てきます。

 

少し複雑な話ではあるので、広告代理店と相談しながら決めていくと良いでしょう。

 

パブリシティ

 

パブリシティはCMを実際に放送するのに加えて、おまけ枠としてテレビ局がつけてくれるものです。

取材をしてくれたり、スタジオでの生出演があったり、番組内でタレントさんが商品を紹介してくれたりと、形態はいろいろです。

 

これらもシェア率や出稿額に応じて決まっていきます。

関連記事:テレビCMとパブリシティ

 

いろいろな要素がありますが、一番は「何を目的としてテレビCMをするのか」というところから逆算して決めていくのが良いでしょう。

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長倉 さやか
長倉 さやか
テレビの広告代理店「ライズアドバート」の長倉です。テレビでCMを打つ、となると身構えてしまう人がたくさんいると思います。でも実はテレビ広告はやり方によっては手軽に、そして楽しく挑戦してみることのできる広告です。テレビの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆していきます。 番組制作を行うライズプランニングではサポートも行っています。

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