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【事例】企業の周年記念でテレビCMを放送されたケース

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弊社ライズアドバートはテレビCMをメインに取り扱う広告代理店です。

以前弊社でテレビCMの枠取りをして頂いた企業さまで、企業の周年記念を目的としてテレビCM放送をされた企業さまがいらっしゃいました。

テレビCMというと、

「広く認知度を高めるために使うもの」

「莫大な予算をかけて、新規プロモーションを行うために使うもの」

といったイメージを持たれている方が多いのではないかと思います。

ですが、中には企業の周年記念のために使われるということもあるんですね。

今回はこの、企業の周年記念のためにテレビCMが使われた事例をご紹介してみたいと思います。

独立局を使って1回きりのテレビCM放送を行った

こちらの企業さまは関東圏の企業さまで、

「会社の周年記念イベントがあり、そのイベントで社員と一緒に自社のテレビCMを見るという企画をやりたい」ということでご連絡をいただきました。

テレビCMの使い方としては珍しい使い方だとは思うのですが、CMを放送する目的はそれぞれであり、

実は社内向け、という意味合いでCMを放送する企業さまも少なからずいらっしゃいます。

関東エリアで放送するとなるとキー局(日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京)が一般的にはなりますが、

この時は独立局であるTOKYO MXを使用しました。

関東エリアは広域圏と言って、複数の都道府県にまたがる形で放送域が設定されています。

上記でご紹介したキー局で放送、となると、関東エリア全域に放送されることになるため、費用もそれなりにかかってしまうんですね。

テレビCM放送料金はおおむね視聴可能人口に比例して設定されているので、人口が多く、視聴可能域も広い関東エリアは、一番予算が必要なエリアなのです。

そういった広域圏の中でもう少し狭い範囲で独立してテレビ番組の放送を行っているのが独立局です。

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東京の独立局はTOKYO MXで、キー局よりもかなり費用を抑えてテレビCMを放送することができます。

関連記事:東京でテレビCMを放送したい!出稿の流れを広告代理店が解説

テレビCM放送によって、社員の士気を高める

珍しいパターンではありますが、社内向けにテレビCMを放送する、という企業さまもいらっしゃいます。

テレビCMというのは誰でも出稿できるものではありません。

テレビCMを放送する時は必ず、業態考査(ぎょうたいこうさ)と言って、会社概要などがチェックされます。

また、表現考査と言って、テレビCMとして放送する映像の中に、視聴者が誤解をしてしまうような表現が含まれていないかどうか、ということも審査する工程があります。

ある程度予算がないとCMを放送することもできません。(今回のように1本だけ放送する、という場合は実はかなり費用を抑えられるのですが、世間的なイメージで「CMは高い」というのがあると思います)

これらはテレビがこれまでの歴史で守ってきたブランドでもあります。

そのテレビで、自社のCMが放送される、というのは社員さんにとってはやはり嬉しいことでしょう。

また、社員さんのご家族の方にも「テレビCMを放送するような企業で勤めているんだな」と安心感を感じてもらうこともできます。

こういった効果を期待して、社員の士気を高めるためにテレビCMを放送する、という企業もあるんですね。

関連記事:CMの成功事例を広告代理店が紹介します

かかった費用は15万円程度

今回、CMの放映料としてかかった費用は15万円程度です。

これは放映料金のみなので、映像制作費用は別途かかったかと思いますが、

弊社では放送枠の獲得のみをお手伝いさせて頂きました。

TOKYO MXの場合は最低1本3.5万円(15秒素材)から放送をすることが可能です。

今回の素材は60秒の素材だったのと、イベントの時間帯に合わせて、時間の指定が入ったため、その分の掛け率が含まれていますが、

それにしても、これくらいの料金でテレビCMを放送することができる、ということはあまり知られていないのではないでしょうか。

独立局は特にキー局に比べると融通が利きやすく、「こういう風にしたい」というご要望に合わせて放送枠の獲得をすることが可能です。

昔は1本からCMを放送するということはなかなか難しかったのですが、

最近はSAS(スマート アド セールス)と言うセールス枠があり、キー局でもCM放送枠を1本から購入できます。

どうしてもキー局となると、1本でも数十万円程度はかかってしまいますが、

とにかく1本だけテレビCMを放送することができれば良い、という場合は、予算を抑えてテレビCMをすることができるのでおすすめです。

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CM枠のバラ売りのようなものにはなりますので、通常よりも単価は高くなってしまうケースが多いですが、

それでも、1本からCMを流せるというのは今までにはなく、画期的です。

企業の周年記念の特別な日に、テレビCMを活用してみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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