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投資のCMをする時はどんなことを考えれば良い?代理店が解説!

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今回は投資に関するCMについて

どんな人がどのような投資に関心があるのか

どんな情報をもとめているのかなどを踏まえて、

投資のCMというのはどんなやり方があり、どの地域にCMをするべきなのかについて書いてみたいと思います。

 

投資の種類

 

投資というとどんなものが浮かぶでしょうか。

  • 不動産投資
  • 株式投資
  • 投資信託

など、投資にも種類がありますよね。

 

実は日本は投資にとても疎い、遅れている国だと言われています。

投資をしている人がとても少ないんですね。

 

投資家と呼ばれる人は大きく分けると

  • 個人投資家
  • 機関投資家
  • 海外投資家

に分かれますが、その中で今回は個人投資家について見てみます。

 

日本人の保有資産の平均をアメリカと比較してみると日本の場合は【預金が約60%なのに対し、株はわずか6%】

それに対してアメリカの場合は【預金が約15%で、株式は約30%】

というように、預金と株だけを見ても明らかな違いがわかります。

 

中でも20代前半の人で株を保有している人はわずか2%しかおらず、投資に理解が薄いことがわかるのです。

 

ところが興味がないのかというとそういうわけでもないということもわかっています。

関連記事:不動産のCMにはどんなものが多い?いつ頃流すのが効果的?

 

投資に興味がある世代

 

ある調査によると、20代30代の約半数近くの人たちが

何かしらの資産運用が重要であると感じていることがわかっています。

 

この割合は40代~60代の約30%の人が資産運用が重要だと感じていることと比較すると、約1.6倍の数字です。

 

つまり若い人ほどその重要性を感じているということです。

 

また、投資という言葉に置き換えて投資が必要だと思うかとの問いに対しては、必要だと思うと答えた人は

  • 20代が約25%
  • 30代が約30%

のように、各世代とも(60代から減りますが)約1/3の人達は投資が必要だと感じていることがわかっています。

 

両者の意味合いは似ているのですが、資産運用の方が値が高いのは、若い人にとって投資という言葉はちょっと敷居が高いのではないかということが予想できます。

 

また、資産運用が必要な理由としては、若い世代ほど将来の不安と答えます。

将来に備えるために何かしら資産運用が必要と考える人が多いということがわかります。

 

ただ、同時に投資は敷居が高い、難しいのではないか、わからないという声も30~40%あり、それが株の保有率の低さに表れているのではないかと思われます。

 

若い世代は、ネットで調べる癖がついているので、

投資は興味があるけどリスクを避けて事前にネットなどで良く調べたい、情報を重視したいという声も聞かれました。

関連記事:番組とCMはターゲットから内容を考えるべき

 

投資に興味がある人はどんな情報を求めているのか

 

では投資をした方が良いと思っている人たちはどんな情報を求めているのかというと

  • 投資にはどんな種類があるのかを知りたい
  • どれくらいの資金が必要か知りたい
  • バランスの良い投資方法が知りたい
  • どんなセミナーがあるか知りたい
  • 中立のセミナーを受けたい

など。

 

セミナーについては証券会社がよく開催していますが、証券会社については

情報はあるけどちょっと怖い、信頼性があるのか心配という声も聞かれ、

証券会社自体がちょっと敷居が高いと思われているようです。

 

ただし、現在はネットのみで取引できる時代なので、過去のイメージが少し残っているというような気もします。

 

さて、投資の種類などはネットでも学べますが、投資というのは時々刻々と社会情勢で変化していくものなので、正しい情報をつかむのは意外に難しいかもしれません。

 

高齢者になるほど、経済新聞や雑誌、テレビの情報を重視していますが、

若い世代になると新聞をほとんど読まないので、主な情報はネット及び雑誌などの書物になるようですね。

関連記事:CM制作をするならどれくらいスケジュールを見ておくべき?

 

投資のCMをする企業とは

 

ではどんな企業が投資のCMをするのかというと、主なところは

  • 証券会社
  • 不動産会社
  • 投資セミナーなどの会社

といった会社になると思います。

 

証券会社は様々な投資商品の窓口的な存在です。

ところが先にも書いたように特に若い人にとっては若干敷居が高く、入りにくいというイメージを持たれています。

 

そのため多くの証券会社はまず知ってもらうこと、そして良いイメージを持ってもらうことが重要なため、イメージCMが多くなっています。

 

イメージCMとは単独の商品をCMするのではなく、会社のイメージがよくなるようなCMです。

 

また、儲けようとか儲かるというようなむやみに射幸心を煽るようなCMは問題で、考査も通りませんから、おとなしいCMにならざるを得ないと言うこともありますね。

 

不動産会社は個人向けの住宅だけでなく投資用の商品を主に扱っています。

不動産業界も取引金額が大きいことや、専門知識が必要だと考える人が多く、敬遠されがちな分野なので少しでも安心な企業だと思われることが一番で、

そのためCMはイメージCMが多くなっていると思います。

 

不動産投資をして儲けよう、とか将来の安心のために投資として不動産を買おう、というようなCMはほとんど見ないですね。

 

セミナー会社のCMはあまり見かけませんが、会社自体の規模がそれほど大きくないことや、セミナー開催の地域が限定されているためやりにくいことがあると思います。

 

全国的にはやりにくく、やるとしたらどちらかというと地方CMに向いているでしょう。

関連記事:地方でCMをやる場合は予算はいくらくらい?

 

投資CMのターゲット層

 

では投資CMのターゲット層はどこで地域はどこが有効なのでしょうか。

 

証券会社については、証券投資が必要と考える世代のアンケートでは

30代の31%の人たちが必要だと思うと答えており、他の世代よりもっとも多くなっていることがわかっています。

 

ところが実際に保有している人は数パーセントという少なさから見ると、新規開拓したい層はやはり30代前後の比較的若い世代であるといえます。

 

また不動産投資についてはもう少し年代が上がり、もっとも興味を持つのは40代の45%となっています。

これに続くのが30代と50代。

 

このため不動産投資CMのターゲット層としては40代前後をターゲットに考えると良いと思います。

 

また地域的にみると関東全体では投資に興味がある人たちは約13%なのに対し、近畿地区全体が約16%、東海地区は約15%でとなっており、意外に関東圏よりも近畿、東海地区の方が投資に興味が高いことがわかります。

 

投資というと東京周辺が一番と思いがちですが、東海、近畿地区からと考えるのも良いでしょう。

関連記事:CMをするときの放映地域の決め方

 

投資講座番組を作るというCM方法

 

上記に書いたように、現代の20代、30代の若い世代は少しでも多くの情報を欲しがっていると言うことを考えると、

単に名前を知ってもらい、イメージを高めてもらうための短いCMを放送するというだけではなく

これからは投資講座のような番組も良いのではないかと思います。

 

日々変わっていく投資の情報を、わかりやすく提供することは情報を欲しがっている層に響くのではないかと思うからです。

 

例えば5分程度の帯番組を作って毎回講師をよんで、様々な投資に関するミニ講座番組を放送するということです。

 

これにより企業のイメージは格段に上がり、視聴者にとって短かな存在になるはずです。

 

企業が出資して作っている番組であっても番組となると、中身も吟味されますから中立性のある内容になりますし、結果的に提供している企業のイメージはよくなります。

 

キー局で帯番組を作るのはかなり費用的にも枠取り的にも難しくなりますが、

例えば東京ならMXテレビを使ってみるとか、地方であれば金額も格段に安く枠も取りやすくなるので、

投資番組を作るのは効果的ではないかと思いますね。

関連記事:関東でテレビCMを流したい!予算はいくらくらい?どんな流し方があるの?

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