CM・広告の仕組み

わかりやすいCMってなんだろう?広告代理店が考えてみた

世の中には色々なテレビCMが流れています。

一人の人が1日に接触するCMの平均回数は約200回とも言われており、非常に多くのテレビCMに普段から私たちは触れているということがわかります。

 

ですが、後から「どのようなテレビCMがあったのか」という風に聞かれると、思い出すことができるCMはわずか3割程度だと言われています。

人の心に残るCMを作るのはとても難しいことなのです。

 

どんなCMがいいのかということに正解はありませんが、人に思い出してもらうために「わかりやすいCMを作る」というのは一つの指標になるのではないかと思います。

テレビCMを見ていて、「このCMは一体何を伝えたかったんだろう、と時々疑問になるようなテレビCMもありますよね。

今回は広告代理店である弊社ライズアドバートが、わかりやすいテレビCMを作るために考えるべきことについて解説していきたいと思います。

 

CMの目的を明確に

 

まずテレビCMを作る時に絶対に最初に決めておいた方が良いことが、どんな目的のためにテレビCMをやるのかということです。

  • 特定の商品の消費を増やしたいから商品を買ってもらうためにテレビCMをするのか
  • 会社のブランド力を高めて会社の名前を知ってもらいたいのか
  • 会社に入社する人を増やすため採用目的のテレビCMをするのか

CMをする理由は様々です。

 

ですが最初に一つ目的を大きく決めておかないと、制作会社や広告代理店に提案される選択肢すべてが魅力的に思えてしまって、何も決められなくなってしまうことがあります。

 

まずは何のためにテレビCMをするのかということを先に決めておきましょう。

当たり前のことのように感じるかもしれませんが、多くの企業がここが不透明なことが実は多いです。

関連記事:企業がテレビCMをする理由

 

誰に向けたCMなのか

 

次にCMは誰に見て欲しいCMなのかということを考えます。

広告業界ではペルソナというような言葉が使われることがありますが、どんな年齢でどんな場所に住んでいてどのような欲求を抱えている人なのか、

具体的な人物像を作り上げてしまうのも一つの手です。

 

最近ではインターネット上で商品を販売することができるようになり、「なるべく多くの人に届けたい、特にイメージしている消費者層はいない」という回答が返ってくることもあります。

 

もちろんもちろんそれが悪いことではないですし、なるべく多くの人にCMを見てもらいたいというのは

CMを放送する企業ならどの企業でも思うことでしょう。

 

ですがそれでわかりやすいCMを作ることができるかというと少し疑問です。

 

誰に向けたCMなのかということがはっきりしないテレビCMは、誰にも届かないCMになってしまうこともあります。

 

こういった人に届いてほしいという明確なターゲットがあった方が、実はそのターゲットから外れている人たちにも届きやすいということがあるのです。

 

CMの制作内容だけに限らず、ターゲットを絞ることによってどのエリアで放送するのか、どの時間帯で放送するのか、というような電波はこのことも戦略的に考えていくことができます。

 

地域によっても特性が大きく異なるのでターゲットはなるべく細かく設定しておいた方が良いと思います。

関連記事:売れるCMを作るためにはターゲットの設定が重要

 

商品の使い方、利用の仕方がイメージできるか

 

特定の商品やサービスを紹介したい場合は、その商品やサービスを利用した時にどのようなメリットがあるのかということがしっかり視聴者に伝わるかということが「わかりやすいCMであるか」というところに大きく影響していきます。

 

実は人間は物を買う時はいつもそれを買った後の自分を想像して購入を決めます。

 

「これを買ったらきっとこんな自分になれる」というものを具体的にイメージすることができるようなCMになっているかどうかということが重要です。

商品が一般的なものではなく少し複雑なものである場合は、特にこういった部分に配慮が必要でしょう。

 

テレビCMは15秒尺か30秒尺のものが一般的ですが、

扱いが難しいような少し複雑な商品の場合は30秒尺のものにしてみるなどの工夫があると良いと思います。

関連記事:CMの長さは15秒か30秒が一般的だけどそれ以上長いものもある?

 

一番伝えたいことを明確に

 

テレビCMでは短い時間の中であれもこれも伝えようとして、内容が煩雑になってしまっているものが多くあります。

実は15秒でも詰め込むことができる情報というのは意外に多いものです。

 

しかし受け手の方はどうかと言うと煩雑すぎる情報というのはいらない情報として処理されるものです。

 

受け取り手のことを考えてなるべく情報を精査し、できれば伝えたいことを一つにまとめる、

たったひとつのことを15秒かけて伝える、くらいに思っていた方が良いのではないかと思います。

関連記事:CMの撮影ってどんな感じ?現場レポート!

 

わかりやすいCMの代表「ライザップ」

 

わかりやすいテレビCMの代表としてライザップのCMがあります。

皆さんきっと一度は見たことがあるのではないでしょうか。

 

ライザップではダイエット前とダイエット後のビフォーアフターをCMの中で比較し、一貫して一つの事を伝えています。

「ライザップに行くと劇的に痩せる」

ということです

 

さらに痩せたことによってどのような自分になれたかというような本人の表情の変化も含まれています。

痩せたいと思っている人のみに伝わるようなとてもインパクトのあるテレビCMになっていますね。

 

とても大げさで単純明快なテレビCMですがわかりやすさで言ったら代表格でしょう。

 

何を誰にどんな目的で伝えたいのかこれを意識してテレビCMを制作することによって分かりやすいテレビCMが出来上がると思います。

関連記事:初めてテレビCMを出稿する時に決めるべきことを広告代理店が解説!

ABOUT ME
長倉 さやか
長倉 さやか
テレビの広告代理店「ライズアドバート」の長倉です。テレビでCMを打つ、となると身構えてしまう人がたくさんいると思います。でも実はテレビ広告はやり方によっては手軽に、そして楽しく挑戦してみることのできる広告です。テレビの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆していきます。 番組制作を行うライズプランニングではサポートも行っています。

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