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経営者層にリーチさせたい!ビジネス系のCMのやり方

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ビジネス系のサービスや商材をCMする時に、なるべく経営者層にリーチさせたい、というご要望をいただくことが多いです。

単純にビジネスマンにテレビ局CM局をリーチさせるのではなく、経営者層にCMをリーチさせる、ということになるので、CMのやり方にも工夫が必要かなと思います。

 

経営者層に届けるために考えられる戦略

 

経営者層にリーチさせるためには、

  • 経営者がテレビを見ている時間帯に放送をする
  • ビジネス系の番組が多いテレビ局で放送をする
  • ビジネス系の番組の中でピンポイントで放送をする

といった戦略が考えられます。

 

経営者層がテレビを見ている時間帯で考えると、日中はなかなか難しいと思いますので、朝の早い時間帯か夜遅めの時間帯の方が良いでしょう。

これらを踏まえて経営者層にリーチさせるためのCMの放送の仕方を解説していきたいと思います。

関連記事:ターゲットが限られている時の広告媒体の選び方

 

キー局を使って都心で厚めに

 

やはりビジネスということになると関東エリアで放送をするのが一番リーチ数も多くなるので、キー局ということになると思います。

  • 日本テレビ局
  • TBS
  • テレビ朝日
  • フジテレビ
  • テレビ東京

の5局が東京キー局になります。

これらキー局は広域圏になりますので、キー局でテレビCMを放送すれば関東エリア全域でCMが流れることになります。

この中でもビジネス系の番組に強いのはTBSテレビ東京でしょう。

 

例えば、ビジネスに関心が強い人には以下のような番組が人気です。

<TBS>

  • がっちりマンデー!!
  • 情熱大陸
  • 夢の扉+

<テレビ東京>

  • WBS ワールドビジネスサテライト
  • Newsモーニングサテライト
  • ガイアの夜明け
  • カンブリア宮殿

初めてテレビCMを放送する場合は、スポットCMという形になるかと思いますが、キー局でスポットCMを放送する場合は大体500万円程度は最低でも予算が必要になってきます。

 

予算をそれなりに割くことができるのであれば、キー局で複数局使って放送をしてみるということも可能です。

チャンネルを変えて他のテレビ局でも同じテレビCMをしているということがよくありますが、やはり複数局でテレビCMをしているとそれだけ接触回数が増えます。

どうしても見る番組が限られている視聴者はチャンネルがいつも同じということがありますからね。

関連記事:東京キー局でテレビCMを放送するのに料金はいくらかかる?

 

都心で安く放送する方法

 

予算をそこまで用意することはできないけれど都心でテレビCMを放送したいという場合は独立局を使ってみるというやり方もあります。

東京だとTOKYO MXになりますが、独立局だからといって東京だけにしか放送できないというわけではありません。

実はTOKYO MXは関東の約8割をカバーしており、リーチ範囲は広いのです。

 

キー局に比べると視聴率はやはり落ちてしまいますが、15秒CMを一本3.5万円から放送することができるので、数十万円からの出稿でも可能です。

 

テレビCMと聞くと、何千万円だったり億単位の予算を頭に思い浮かべる方が多いと思いますが、地方局や独立局を使えば数十万円単位からCMを放送することも可能ですので、まずはそういったところから始めてみるというのがおすすめです。

関連記事:CM予算ごとに、できることを紹介します!

 

特定番組のスポンサーになる

 

上記に挙げた番組やビジネスに関心がある人が見る番組のスポンサーになって、その番組の中でテレビCMを放送するという方法もあります。(タイムCM)

これは番組によってスポンサー料金が変わってきますので詳しくは広告代理店にお問い合わせください。

 

基本的に2クール(6ヶ月)局からの放送となり、競合排除などの考え方があるため、かなり前から調整が必要で、放送したいと思ってすぐに放送できない場合もありますので、状況は代理店に聞いてみるのが早いです。

イレギュラーではありますが、1ヶ月や3ヶ月から放送できる枠があったりすることもありますし、単発の枠を用意している番組もあります。

関連記事:タイムCMはどんな時におすすめ?ケースごとに広告代理店が紹介します!

 

時間帯はニの字orコの字

 

スポットCMでテレビCMを放送する時の場合ですが、経営者層がテレビを見ている時間帯ということで平日の朝と夜の時間帯のみを取る二の字

平日の朝と夜に土日全部の時間を付けたコの字、という時間帯の取り方がおすすめです。

 

スポットCMの場合は全日というすべての時間帯を含む時間帯取り方がベースとなっており、ここから時間帯を狭めれば狭めるほどバイアスがかかって金額が高くなっていく、ような仕組みになっています。

季節や社会情勢によって金額が変わるテレビ局もありますので、こちらも詳しくは広告代理店にお問い合わせください。

関連記事:スポットCMの放送時間帯、逆L、コの字、ヨの字、の比較

 

BSやCSを使ってみる

 

地上波だけでなくBSやCSを使ってみるというやり方もあります。

BSだとかなり安価で全国でCMをすることができますし、CSだと日経CNBCなどの番組が人気です。

BSを見ることができる人やCSの契約をしている人にしかリーチをさせることはできませんが、逆を言えばその環境を整えてまでも見たい番組がある人にリーチさせることができるので、経営者層にリーチさせたいという場合は効果的にCM放送をすることができる可能性があります。

予算を抑えることができるので、こういった方法を試してみるのも良いでしょう。

関連記事:BS放送でCMをすることのメリット

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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