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テレビコマーシャルの効果はどうやって上げたらいいのか

テレビコマーシャルの効果を上げる
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テレビのコマーシャルをやる時に一番の目標はそのコマーシャルをやることによって何らかの効果を上げたい、というものですよね。

 

テレビの力を信じて「とりあえずコマーシャルをやる」という人もいますが

実はテレビのコマーシャルもきちんと戦略を練ってやらないと「効果が全く得られない」ということもあり得るんです。

 

テレビコマーシャルをやる時に効果を上げるためにはどんなことをやる必要があるのでしょうか?

今回はそんな話をしてみたいと思います。

 

メディアプランニングをしっかり練る

 

とにかくテレビコマーシャルをやる時はメディアプランニングをしっかりと練ってください。

  • 売りたい商品
  • 認知度を上げたい会社

など、コマーシャルしたいものにどんな特製があるのか、まずはコマーシャルする側がしっかりと理解していることが大切です。

 

その上でターゲット層もある程度絞ると良いでしょう。

一度、ターゲットにする人物像を作ってみても良いと思います。

そのテレビコマーシャルを一番見てほしい人を想定します。

  • 氏名
  • 年齢
  • 性別
  • 居住地
  • 職業
  • 勤務先
  • 年収
  • 家族構成
  • 生い立ちから現在までの様子
  • 身体的特徴
  • 性格的特徴
  • 人生の目標
  • ライフスタイル
  • 価値観
  • 趣味嗜好
  • 消費行動
  • 情報収集行動

といったものを細部まで想定してみるんです。

 

結局エンドユーザーの目線にならないとせっかくお金をかけてテレビコマーシャルを効果を得ることはできません。

 

ペルソナが作成できたら

  • どの時間帯にテレビを見るのか
  • どういう内容のコマーシャルが好まれるか
  • どの地域でテレビを見るのか

といったことがある程度想定できるかと思います。

 

ここまで細部にこだわってテレビコマーシャルは企画を練っていく必要があります。

関連記事:メディアプランニングの大切さ

 

どの時間帯にテレビを見るのか、ということが分かればどの枠でテレビコマーシャルをやればいいのかということも分かるでしょう。

関連記事:CMプランナーが考えていること

 

どんなコマーシャルの内容にすればいいのか、ということが分かれば予算も立てやすくなりますし、

コマーシャルをやりたいと思ってから実際に放送できるまでも時間がかからないと思います。

関連記事:CM素材の制作、搬入について。放送基準や搬入スケジュールは?

 

コマーシャルを何度もやる

 

テレビコマーシャルは一度やったら終わり、というわけではありません。

実は何度もコマーシャルをやることによって効果が上がることが期待されます。

 

コマーシャルも安くないからそんなに何度もはできない…という風にお考えの方もたくさんいらっしゃるかと思いますが

テレビコマーシャルは

  • 制作費
  • 放送地域
  • 放送時間帯

などを調整することによってコストを下げて放送することもできます。

 

実はコマーシャルにも「お試し」が存在するのです。通常であれば、300=400GRPを目指しますが、お試しとしてコストが安い地方で100GRPぐらいをやってみる等の方法があります。

お試しの県として使われがちなのは「静岡」ですね。海も山もあり、日本の平均的な県なんですよね。

関連記事:CMのお試しをしてみませんか?

 

また、通常、テレビのコマーシャルは3回見られないと覚えてもらえない、と言われています。

 

なのでコマーシャルを継続的に流す、ということもとても大切ですし

コマーシャルをやる度に何かしらの改善点が生まれるはずですから、何度もやってPDCAを回していく、というのがコマーシャルの効果を上げる上で非常に有効な手段なんですね。

 

もちろん想定するユーザー層が合致する番組があるなら、番組提供に入って、同じ番組内で何度もコマーシャルを流す、というのも一つの手だと思います。

関連記事:テレビ番組でよく見る提供クレジットの意味とは

 

ただ番組提供の場合はタイムCMをいうコマーシャルの分野になるのでそれなりに準備が必要になります。

タイムCMの料金はどれくらい?CM放映の次のステップ。では、タイムCMについて話しているので、是非。

初めてテレビコマーシャルをやる場合はスポットCMの方が融通が効くので、まずはスポットCMでコマーシャルを一度やってみる、ということをおすすめします。

関連記事:テレビのスポットCMを打つ意味

 

行動フローをしっかり作る

 

テレビコマーシャルをやる時はそのコマーシャルを見た人がどんな風にコンバージョンするのか、ということを想定するところまでやることが効果を上げる上で大切なことになってきます。

 

社名にしても商品にしても、コマーシャルをするということは何かしらのアクションをユーザーに期待している、ということですよね。

 

どちらにせよ、今はコマーシャルで見たものが気になった場合は必ずと言っていいほど

ユーザーはそれをインターネットで検索するでしょう。

 

つまり公式ホームページはきちんとしたものを作っておくことが大切だと思います。ワードプレスを使えば、簡単にウェブサイトを作成することも可能です。

関連記事:テレビCMをする時ホームページも作りこんだ方がいい理由

 

相乗効果を狙う

 

テレビコマーシャル以外にも宣伝メディア媒体とはいくつかあるものです。

関連記事:宣伝広告メディアを比較してみた。

 

せっかくテレビコマーシャルをやるならそのためにコマーシャルのための動画素材を作るはずです。

それも有効活用していみると良いかもしれません。

 

ホームページに動画を埋め込んだり

デジタルサイネージなんかも試してみるといいのではないでしょうか。

関連記事:電車のデジタルサイネージ広告は有効なのか?

 

やはり何度もユーザーの目に広告が触れる、ということがとても印象に残っていく上で大切なことなんですね。

 

動画制作もそういった観点から内容を考えてみても良いと思います。

関連記事:印象的なCMの特徴とは

 

テレビコマーシャルをやるなら

 

テレビコマーシャルについて右も左もわからない、というところからテレビコマーシャルをやるなら

  • しっかりとメディアプランニングを練った上で
  • まずはお試しで地域限定など
  • スポットCMでやる

ということをおすすめします。

 

また、テレビコマーシャルをやる上で気になるのは予算だと思いますので

それに関してはこちらをご参考ください:CM予算はどうやって決めるべきか

 

テレビコマーシャルに関してご質問ご相談がありましたらお気軽に下記フォームよりお問い合わせください。

 

では今日はこのあたりで。

ABOUT ME
長倉 さやか
ライズプランニング(広告部)」の長倉です。広告手段としてのテレビの使い方やテレビメディアの楽しさを多くの人に知ってもらえるように執筆しております。

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